横浜で買って帰るべきおみやげBEST10

横浜 お土産

神奈川県の県庁所在地として、誰しもが知る「横浜」。歴史的建造物の赤レンガ倉庫や、海が綺麗な山下公園、大観覧車があるコスモワールド、ずらっとお店が並ぶ中華街など、横浜の中にも様々な観光地があります。横浜観光をするときのお土産は決まっているでしょうか?本記事では、定番のお土産だけでなく、最近話題のお土産もご紹介しつつ、多くの横浜のお土産の中から、おみナビ編集部おすすめのBEST10をご紹介していきます!

横浜のお土産事情

横浜のおすすめ商品ベスト10を発表する前に、事前に知っておきたい横浜のお土産情報をお伝えします。

横浜で定番のお土産

横浜が舞台の童謡、「赤い靴」をモチーフに作られたお土産が横浜土産の定番になっています。例えば、赤い靴をそっくり作り上げた「赤い靴 靴下」、可愛らしい「赤い靴チャーム」などがあります。他にも、チョコレートやラングドシャなど、様々な赤い靴関連のお菓子もありますよ。

横浜 お土産

横浜 お土産

この童謡「赤い靴」の歌詞は、以下です。

赤い靴 はいてた女の子異人さんに つれられて行っちゃった。
横浜の 埠頭(はとば)から船に乗って異人さんにつれられて行っちゃった。
今では 青い目になっちゃって異人さんのお国にいるんだろう
赤い靴 見るたび考える
異人さんに逢うたび考える

 

少々怖い歌詞に聞こえたことでしょう。この歌詞に出てくる「赤い靴はいてた女の子」というのは、実在していた明治35年生まれの「岩崎きみ」ちゃんのことです。そして、この童謡はきみちゃんの母親、「かよ」さん目線での歌詞になっています。歌詞の「異人さん」というのは、きみちゃんが3歳の時に養女として出された先のアメリカ人宣教師、ヒュイット夫妻のことです。

 

きみちゃんが6歳の時、ヒュイット夫妻は突然の事情で帰国しなくてはなりました。しかし、きみちゃんは当時結核に感染していたため、麻布の孤児院に預けられ、アメリカに行くことはありませんでした。そして、9歳の時に亡くなってしまいました。

 

しかし、母親のかよさんは、この事実を知らず、赤い靴を履いた娘は「異人さんのお国にいる」と思い込んでいたのです。その時の母親の心情が、この歌詞に込められています。

 

横浜土産の定番「横浜チョコレート赤い靴」には、この童謡の歌詞カードも付いています。

赤い靴 横浜

山下公園には「赤い靴はいてた女の子像」の銅像があります。

赤い靴はいてた女の子像

横浜の赤レンガ倉庫の中には、赤い靴にまつわるグッズやお菓子がたくさん売っているので要チェックです。

横浜の伝統工芸品

横浜には「横濱スカーフ」という綺麗な柄のスカーフがあります。1859年開港されたばかりの横浜港からシルクがたくさん輸出されていたこともあり、その歴史ある地場産業としてシルク100%で作られるスカーフです。

シルクの光沢感やなめらかさ、さらに細かく綺麗なプリント技術が、スカーフの高級感を引き立てます。デザインは、横浜にちなんだ船や碇のマークがついたマリン系のものが多いです。

横浜スカーフ

 

横浜◯◯というお土産の数々

横浜には、横浜から始まるお土産が非常に多いです。

横浜に観光に行ったことを示したいなら、商品名に「横浜」と書いてあった方が良いですよね。そんな「横浜◯◯」のお土産を、4つご紹介します。

横濱ミルフィユ

横濱ミルフィユ

パッケージは水色をベースに、桃や船のイラストが描かれている、明るくて可愛らしい印象の「横濱ミルフィユ」。神奈川限定の商品なので、「結局東京駅でも買えるじゃん!」というありがちな事態にはなりません。

横濱ミルフィユには、紅茶とピーチティーの2つの味を楽しむことができます。紅茶味は、香りの良い紅茶クリームをチョコレートで包んであります。一方で、ピーチティーはピーチティー風味のクリームに、レモンのテイストを付け加えたホワイトチョコレートが使用されており、フルーティーな味です。

  • 横濱レモン

横濱レモン

見た目ではレモンの形をしたカステラ?スポンジケーキ?と思われるかもしれませんが、なんとこの横濱レモンは、レモン風味がついた美味しいチーズケーキです。販売元の「えの木てい」は、1927年に建築された横浜の山手にある西洋館です。もともと、山手は外国人慰留地でした。現存している西洋館は非常に少ないので、「えの木てい」は非常にレアです。アンティークな西洋館で作られた、レモン風味のチーズケーキをぜひお土産にどうぞ。

  • 横濱ぶぶあられ

横濱ぶぶあられ

「横濱ぶぶあられ」は、2018年に誕生した比較的新しい横浜のお土産です。「ぶぶ」というワードが商品名に入ることは珍しいですが、お茶漬けのことを京都では「ぶぶ漬け」と呼ぶことから「ぶぶあられ」と名付けられました。製造元である「岩井の胡麻油」は、ごま油を857年から受け継いでいる製法で作っています。香ばしいあられに、岩井の胡麻油と醤油の味がついているため、お茶漬けにして食べることはもちろん、おつまみにもなります。レトロな缶に入っていて、新しいのにどこか懐かしい、そんなお土産です。

  • 横濱プリン

横濱プリン

クリーミーでふわふわの「横濱プリン」。卵と牛乳を惜しげもなく使い、カスタードクリームのような軽やかな食感を実現しています。カラメルソースのちょっとした苦味と、とろとろのプリンの組み合わせはまさに絶品です。最近、味、パッケージ共にリニューアルし、さらに美味しくなりました。パッケージには赤レンガ倉庫が描かれており、横浜感が演出されています。高級感のある、こだわりの横濱プリンをお土産にいかがでしょうか。

横浜土産の新勢力

最近、「横濱ハーバー ムーンガレット」がSNS上で話題です。その理由は、2021年8月16日-12月5日までの期間中に、横浜ハンマーヘッドという場所で新型コロナウイルスのワクチン接種をすると、無料でムーンガレットがもらえるからです。

Twitter上には「ワクチン接種でお土産がもらえた!」という投稿が散見され、150回弱のRTをされている投稿もあります。

ムーンガレット

ムーンガレットは、お餅とガレットを組み合わせた新しい食感のお菓子です。ムーンという名の通り、満月の丸い形をしています。少し醤油の風味がするお餅をガレットの生地で包み込み、焼き上げて作られています。この想像できない組み合わせの新食感のソフトクッキーを、ぜひ味わってみてください。

 

編集部おすすめ!横浜土産BEST10

赤い靴の女の子 ラング

赤い靴の女の子 ラング
童謡「赤い靴」から派生した横浜土産の定番、赤い靴シリーズのうちの1つが、こちらの「赤い靴の女の子」です。ラングドシャでチョコレートを挟んであり、いちごラング(いちごショコラ味)と、ホワイトラング(ホワイトチョコレート味)の2種類の味が基本になっています。

パッケージや個包装には無地の暗めの赤や白の真ん中に、少女を横から見たシルエットがデザインされています。とてもスタイリッシュでおしゃれなお土産です。

みなとねこスイートポテト

みなとねこスイートポテト
紅あずまを使い、しっとりとしていて、滑らかな食感の「みなとねこスイートポテト」。横浜市にあるお洒落なバー、BarreL PoD (バレルポッド)にある人気メニュー、スイートポテトカクテルをお菓子にしようということで誕生しました。カクテルから生まれたとはいえ、お酒は入っていないのでお子様でも安心です。

スイートポテト1つ1つを包む梱包には、可愛らしい黒猫のイラストが描かれているため、猫好きの方へのお土産にぴったりです。

フロマージュ

フロマージュ パブロフ
2019年10月は発売の比較的新しいお土産、「フロマージュ」。どこまでもとろけていく、口溶けが最高のチーズケーキです。北海道の原乳を使用したクリームチーズと新鮮な鶏卵から作られており、なめらかな食感がたまりません。

ブランド名の「パブロフ」には、みなさんご存知「パブロフの犬」に由来があり、一度食べたら、名前を聞くだけでふわっと甘い美味しさを感じられるようにしたいというコンセプトがあります。チーズケーキ好きの方のお土産にぜひ。

横濱レモン

横濱レモン
商品名は「横濱レモン」。見た目はレモンの形。しかし、なんと横濱レモンは美味しいチーズケーキなのです。レモン風味がついており、爽やかな味わいがします。パッケージは手提げタイプになっており、お土産として渡しやすいです。

販売元の「えの木てい」は、1927年に造られた西洋館です。もともとは横浜の山手は外国人慰留地であり、現存している西洋館は非常に少ないです。アンティークな場所で作られたチーズケーキをお土産にしてみませんか?

横濱ミルフィユ

横濱ミルフィユ
紅茶とピーチティーの2種類が楽しめる「横濱ミルフィユ」。8個入り、12個いり、16 個入りに県警なく、全て半分ずつ2つの味が入っています。

紅茶は、香りの良い紅茶クリームをチョコレートで包んである一方、ピーチティーはピーチティー風味のクリームに、レモンのテイストを付け加えたホワイトチョコレートが使用されていてフルーティーな味になっています。パッケージは水色を基調とし、桃や船のイラストが描かれており、可愛らしいです。

横濱レンガ通り

横濱レンガ通り
ウイッシュボンの中で特に人気の商品、「横濱レンガ通り」。見た目もレンガのように、綺麗な四角形になっています。じっくりと火を通したアーモンドに、オリジナルのとろける生キャラメルを掛け合わせたペーストを、ミルク風味の特製クッキーで挟み焼き上げられた逸品です。

オリジナルの生キャラメルは、銅の鍋で火加減等に細心の注意を払い、丹精を込めて人の手で作られています。殺菌剤なども使用していない、安心のお土産です。

ビスカウト

ビスカウト 馬車道十番館
「ビスカウト」は、西暦1550年ごろ(日本では天文19年ごろ)、カステラ等の西洋菓子と一緒に日本に伝わった歴史のあるお菓子とされています。横浜土産にふさわしい洋菓子を模索していた馬車道十番館の初代社長が、日本郵船に勤務していた料理人を迎えて誕生しました。上品でほんのりした甘さのするクリーム(レモン、チョコレート、ピーナッツ)を、分厚いサクサクとしたビスケットで挟んであります。日々工場で、職人が手作業で焼き上げて作られています。ロゴマークは横浜のシンボルマークの一つであるガス灯をモチーフにしており、包み紙には、文明開花を感じさせる馬車や機関車などのレトロなイラストが印刷されており、パッケージが非常におしゃれなお土産です。

レーズンサンド

レーズンサンド 横浜かをり
上質なブランデーにじっくりと浸して作り上げたカリフォルニア・レーズンをふんだんに使用したレーズンサンドです。横浜かをりのベストセラー商品となっています。クリームはとても口当たりが良く、程よい甘さです。このレーズンとクリームを挟むのは、高級なバターをたっぷりと使ったクッキーです。口に入れると、クッキーの表面がサクッとしたかと思えば、しっとり優しくレーズンやブランデーの香りが広がります。レーズンサンド好きの方は、ぜひ横浜かをりの商品を味わってみてください。

真空パックシウマイ

真空パックシウマイ 崎陽軒
全国的にも有名な崎陽軒のシウマイ。1928年に発売されてから、同じレシピで味わいを今でも継承しています。豚肉と干帆立貝柱の旨味が一口サイズのシウマイにぎゅっと詰まっていて、一度食べ出したら止まりません。崎陽軒のシウマイは新横浜駅を始め、様々な駅で販売されていますが、崎陽軒の本場である横浜では、工場見学をすることができます。観光ついでに工場見学をし、そこの売店で冷めても美味しいシウマイをお土産にするのも良いでしょう。

プティ・フール・サレ

プティ・フール・サレ
鎌倉を中心に販売している洋菓子店、レ・ザンジュの中で最も人気のお菓子がこちらの「プティ・フール・サレ」。9世紀頃から代々伝わる製法で作られた、フランス産のゲランド塩を使用した塩味クッキーです。トマト&オレガノ、レッドチェダーチーズ、ゴーダチーズ、バジルと珍しい味が一缶に詰まっています。砂糖は控えめのため、甘いクッキーが苦手な方でも食べやすいです。アンティーク調のおしゃれな缶に入っていて、お土産に最適です。

横浜土産はどこで買うべき?!

遠方から横浜観光をする方は、新幹線で新横浜駅を利用する方がほとんどでしょう。また、比較的横浜の近くにお住まいの方も、横浜観光では赤レンガ倉庫に行く方が多いのではないでしょうか。そこで、「新横浜駅」と、「赤レンガ倉庫」に絞ってお土産ショップをご紹介します。

新横浜駅の改札外には、大規模なお土産ショップである「グランドキオスク新横浜」があります。横浜のお土産だけでなく、鎌倉や江ノ島など、横浜以外の幅広いお土産も手に入れることができます。

また、同じく改札外には「タカシマヤフードメゾン 新横浜店」があります。こちらは新横浜駅直結の商業ビルのキュービックプラザ新横浜内の3,4Fにあり、さまざまなお土産がブースごとに販売されています。

一方、新横浜駅の改札内には、「ベルマートキヨスク 新横浜在来」や、「ギフトキヨスク 新横浜西」などがあります。改札を抜けてしまった後に、お土産を買い足したい時や忘れてしまった時などには非常に便利ですが、上記にご紹介した改札外のお店に比べると、取り扱うお土産の数が少なくなってしまうので、注意が必要です。

赤レンガ倉庫の中には、様々なお土産ショップが存在します。その中でもおすすめのショップをピックアップします。

 

1Fにある「ヨコハマズベストコレクションII」は、横浜のお菓子系のお土産がずらりと並ぶショップです。ありあけ、霧笛楼、源豊行、えの木ていの4社が出店しています。

2Fには、「赤い靴の女の子」があります。赤い靴がモチーフとなったお菓子がたくさん売っています。赤い靴関連のお土産を買いたい方はぜひこちらのショップに行き、お気に入りの赤い靴土産を選んでください。

 

まとめ

神奈川県の中の「横浜」というエリアに絞っても、たくさんのお土産が見つかりました。定番の赤い靴関連のお土産だけでなく、横浜と名前の付く様々なお土産や、マリン系のパッケージから横浜を連想させるものなど、様々なお土産がありました。どれも味にこだわったお土産ですので、本記事を参考に、お土産選びを楽しんでくださいね。

ライターProfile
おみナビ編集部
おみナビ編集部

”旅行のお土産選びをもっと楽しく”をコンセプトに全国の旅行土産を紹介するオンラインメディア「おみナビ」の編集部です。日々、全国のお土産の魅力を発信していきます。

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