海と山が近くにあり、自然豊かな鎌倉。どっしりと構えた高徳院の鎌倉大仏、金運UPでお馴染みの銭洗弁財天宇賀福神社、食べ歩きができる小町通り、広く立派な鶴岡八幡宮など、様々な観光スポットがあります。歴史を感じさせるレトロな雰囲気があり、観光やデートスポットとしても有名なエリアです。首都圏からも行きやすく、江ノ島とのセットで行くこともできるため、観光客で賑わっています。
そんな鎌倉には、たくさんのお土産があります。本記事では、定番のお土産や人気のインスタ映えするようなお土産を含めたベスト10をご紹介いたします。
鎌倉のお土産事情
まずは、鎌倉の定番のお土産や名産品、伝統工芸品、小町通りに新しくできたショップなどをご紹介します。
鎌倉の定番土産
クルミッ子
パッケージに描かれた、レトロで可愛らしいリスがトレードマークのクルミっ子。メーカーである、鎌倉紅谷の中でもダントツで人気の商品です。
バターたっぷりの生地に、クルミとオリジナルのキャラメルが混ざり合っています。キャラメルは、職人が銅鍋を用いて、上手に伸びるようにこねます。生地には砂糖が入っていますが、どの部分も均等になるように注意し、一晩寝かせて出来上がります。そして、気温などに気を使いながら、職人の手を用いて丁寧に焼かれています。
クルミッ子にリスのキャラクターが使われているのは、リスが鎌倉に多く生息していることや、リスはクルミを好物とすることが理由です。最近では、このリスのキャラクターの人気が高じて、リスがついたトートバックやレターセットも販売されています。今後もグッズを展開していくとのことなので、クルミッ子のリスグッズに注目です。
鳩サブレー
黄色い紙袋や缶が印象的な鳩サブレー。鎌倉で知らない人はいないのでは思うほど、有名なお土産です。直営店や販売店は、鎌倉のあちこちにあり、鎌倉のお土産といいえば鳩サブレーとも言われるほど。明治時代から続く伝統のお土産です。
バターがたっぷりと使われた豊島屋の鳩サブレーは、優しくシンプルな味ながら、ずっと変わらない美味しさを保ち続けています。サクッと軽い食感です。鳩型の形も可愛らしく、ほっこりとできる丸いフォルムで、お土産として大人気です。
鳩型の理由は、鎌倉を代表する神社である鶴岡八幡宮を崇拝する初代店主が、境内で楽しそうに鳩と遊ぶ子供を見たり、本殿の八幡宮の「八」には鳩の形が隠されていたりするからです。
最近はSDGsを考え、プラスチックトレーを地球環境に優しい、サトウキビなどを用いたリサイクル可能な紙材料に変更しました。また、袋入りの商品は、これまでプラスチック製だった外袋を紙製に変えました。
このように、鳩サブレーは昔から変わらない美味しさを持ちながらも、時代に合わせた進化を遂げるお土産なのです。
鎌倉半月
鎌倉半月は、ひょっこりと月から出てくるうさぎが可愛らしい、半月型のゴーフレットです。本店は、鶴岡八幡宮へのお参りで人がたくさん通る小町通りにあります。
定番の味である抹茶風味と小倉風味の他にも、「ごま半月」「鎌倉白桃半月」「鎌倉きゃらめる半月」、季節限定「鎌倉半月ゆずの丘」「鎌倉ぴーナッツ半月」などの味があるため、色々な味をお土産にしたくなりますし、飽きることはありません。
外側のせんべいはカリッと香ばしく、内側には、それぞれの風味がついたクリームが挟まれています。大きめで、ボリューム感があります。
和風のうさぎは、箱、個包装の袋、そしてせんべいについており、うさぎファンにはたまりません。
鎌倉の特産品
鎌倉の特産品は、鎌倉ハムです。
明治時代に、日本で初めてハムやソーセージの製法が伝わりました。現在では、「鎌倉ハム」は全国に知られた存在になり、鎌倉の特産品と言えるでしょう。
鎌倉の伝統工芸品
鎌倉彫は、鎌倉時代から続く、カツラやイチョウの木に文様を彫り、その上に漆を塗って作られた木彫彩漆(もくちょうさうしつ)のことです。お盆やお皿、手鏡などに使われています。宋から伝わった、漆を何十にも重ねた面に細やかな彫刻が成された彫漆品(ちょうしつひん)に影響を受けて作り始めたのがきっかけで誕生しました。
生地(素材)は、北海道の直径が大きい桂の木が最も良いとされています。自然乾燥をし、カットしてロクロで粗挽きを行ったり、仕上げ焼きを行ったりします。なんと、これだけで1年以上もかかります。その後、絵付けを行います。薄い和紙に染料で絵を描き、生地に押し付けて転写を行います。写し絵と同じ原理です。
次に、その下絵に合わせて彫刻刀のようなもので切り込みを入れていきます。この作業のことを「たち込み」と言い、絵の遠近感などを作ります。その後、小刀や平刀でたち込みで入れた線の周りを落としていきます。そして、漆を何回にも分けて塗り、拭き取り完成です。
室町時代には、京都のお寺や東北の中尊寺などに伝わり、公家の日記の中に「鎌倉物」というワードが使われるようになりました。これ以来、鎌倉から伝わった木彫彩漆が、一般的に「鎌倉彫」と言われるようになりました。
江戸時代には、茶道が一般的に普及し、茶道道具である茶入(=抹茶入れ)や、香合(香を収納する蓋付きの小さな容器)などの需要が増えました。それに伴い、鎌倉彫も人気になり、当時の茶道具の手引書に「鎌倉雕(かまくらぼり)」の言葉が書かれています。
明治時代や大正時代は、横須賀線が開通し鎌倉が栄えるようになり、鎌倉彫が訪れた人に日用品やお土産として作られるようになりました。
1979年には、鎌倉市は経済産業大臣指定の伝統的工芸品として認定されています。今では、鎌倉彫は多くの人に知れ渡り、愛用されています。鎌倉彫の体験教室や習い事も人気です。気になる方は、お土産として買っていくのも良いですし、体験教室などに行ってみるのも良いでしょう。
鎌倉土産の新勢力
2021年の9月10日に、小町通りに開店したLAUMERIA BAKERYが人気です。
ハワイ風のドーナツ、マサラダが看板メニューで、1つ税込250円~で販売しています。味はシュガー、シナモンシュガー、きな粉砂糖などの中から選ぶことができます。
出典:公式インスタグラム
また、半分に切ったマサラダの中にクリームとジャムを入れたスペシャルマサラダや、マンゴージュースやバナナジュース等のトロピカルなジュースも販売しています。
店構えや店内の装飾には、水色をベースとしてサーフボードやウミガメの飾りなどが置いてあり、ハワイアンな雰囲気を楽しむことができます。また、おしゃれなのでインスタ映えも狙うことができますよ。
鎌倉はレトロな街のイメージがありますが、このようにハワイをイメージした店舗もあります。さまざまなテーマのお店が立ち並ぶ鎌倉を楽しんでください。
鎌倉のおすすめ土産BEST10
鎌倉のお土産の中から、BEST10を厳選してお届けいたします。お土産選びの際にぜひ参考にしてみてください。
鳩サブレー

レーズンウイッチ

原材料のこだわりと手作りの温かみを大切にした結果、レーズンウイッチはハイカラ好きの古都鎌倉でヒットし、今では鎌倉土産の人気商品となっています。
かまくらカスター

味はカスタード、チョコレート、抹茶の3種類があり、食べ比べをしたくなってしまいます。卵と生クリームは北海道のものを使用し、素材にもこだわっています。
鎌倉半月

手作りわらび餅

かかんの麻婆ソース

根本には甘めの醤がありつつも、辣油や花椒の辛さが際立っています。とっても辛いので、辛いもの好きの方にぜひお土産として購入してみてください。
鎌倉山ラスク

きんつば


クルミッ子

3つの素材を絶妙に組み合わせることで完成する、くどすぎない甘さがやみつきになります。特にキャラメルは、職人が一日寝熟成させて丁寧に作られています。パッケージにある、可愛らしいレトロなリスのイラストも人気に繋がっています。また横浜ハンマーヘッドの「Kurumicco Factory」では、クルミっ子の製造過程をガラス越しに見学することができます。
テラス席で心地よい潮風に吹かれながら、クルミっ子をふんだんに使ったスイーツも味わえますよ。クルミっ子は夏場は冷やして食べるのもおすすめです。
鎌倉土産はどこで買うべき?
鎌倉観光では、やはり鎌倉駅を使い、小町通りを歩いて鶴岡八幡宮に行くのが定番のルートでしょう。そこで、鎌倉駅や小町通りにあるお土産ショップをご紹介します。
小町通りの入り口付近にあるのが、「鎌倉屋」です。様々なお土産が売っているため、選ぶのも楽しいです。イートインスペースもあり、その場で買ったお土産やスイーツなどを食べることもできます。
同じく小町通りの入り口付近にある「豊島屋 本店」では、有名な鳩サブレーを購入することができます。店構えもおしゃれで、外壁には「鳩サブレー」という文字が大々的に描かれています。鳩サブレーのグッズが可愛いと評判なので、ぜひ寄ってみて下さい。他にも和菓子などが売っています。
小町通りの終わり、鶴岡天満宮の近くには、クルミっ子で有名な鎌倉紅谷の本店があります。カフェとしても利用が可能で、クルミッ子をケーキにアレンジした商品や、カフェラテ、コーヒーなどを楽しむことができます。クルミが好きな方はぜひ。
まとめ
鎌倉には古くから伝わる定番のお土産や伝統工芸品だけでなく、インスタ映えするようなお店やお土産があるなど、どの年代も楽しめる場所です。
気になるお土産は見つかりましたでしょうか?
この記事を参考にしながら、お土産選びをとことん楽しんでくださいね。