香川で買って帰るべきおみやげBEST10

日本一面積が小さい県として知られる「香川県」には、瀬戸内海に点在する美しいの島々や現代アートなど、個性豊かな観光スポットがたくさんあります。また「うどん県」とも呼ばれる通り、特産品のうどんをはじめそうめんや和三盆、オリーブ、醤油など、美味しい食材の宝庫でもあり、それらを使って作られるお土産も魅力的なものばかり。

そこで今回、編集部おすすめのお土産を10個ピックアップしてご紹介します！定番土産から人気上昇中の商品まで幅広く紹介するので、お土産選びの参考にしてみてくださいね。

香川県のお土産事情

おすすめ商品を紹介する前に、まずは香川のお土産事情を押さえておきましょう。

香川県の定番のお土産

香川土産の定番といえば、やはりうどんは欠かせません。

あっさりとした出汁とコシの強い麺が特徴的な讃岐うどんは、言わずと知れた香川県の特産品。県内には讃岐うどんのお店が数多く存在しますが、お土産としておすすめしたいのが「さぬき麺業」さんの「手さげ半生うどん」です。

手さげ半生うどん

 

大正15年に創業したさぬき麺業さんは、お土産用の日持ちする半生うどんの開発にいち早く成功した老舗の製麺所。お土産となると日持ちする乾麺が一般的でしたが、乾麺よりも水分量が多く、生麺のような小麦本来の美味しさを楽しめる半生麺が開発されてからは、こちらがお土産として定番になりました。

美味しく食べるための作り方が書いてあり、まためんつゆも付いているので、手間要らずで本格的な讃岐うどんを堪能できます。

香川のお土産の定番として、銘菓の存在も忘れてはいけません。

名物かまど

香川を代表する銘菓「名物かまど」は、厳選された白いんげんと香川県産の卵の黄身だけを使用して作られたお菓子です。

その名前の通り、塩を炊く「かまど」をモチーフに作られており、その独特な形からお土産としてはもちろん地元民のおやつとしても根強い人気があります。地元讃岐ではテレビCMの「かまどちゃん」のキャラクターでお馴染みなんだとか。

素朴な甘さで老若男女問わず好まれる味なので、お土産に悩んだ際にはぜひ手に取って欲しい安定人気の商品です。

香川県ならではの名産品

うどんをはじめ美味しいものが溢れる香川県に行くのであれば、特産品をお土産にするのもおすすめ。

江戸時代中期から生産されている「和三盆糖」は、香川を代表する特産品。温暖で雨が少ない香川で育ったサトウキビからは、最高級の和三盆が作られます。独特のまろやかさを持つ和三盆から作られるお菓子は、甘すぎず上品な風味が感じられると好評です。

和三宝めぐり

和三盆を使用したお菓子は数多くありますが、特にお土産として人気が高いのがカラフルな見た目が可愛らしい「和三宝めぐり」。
シンプルかつ最小限の素材を使用して作られているため、口に入れると和三盆の優しい甘さを存分に楽しむことができます。

一つひとつモチーフが異なり、瀬戸大橋など香川県ゆかりのモチーフをあしらった「香川」、華やかなお花がモチーフの「花」、個性豊かな「動物」などの種類があります。砂糖菓子というと少し地味なイメージがありますが、見た目の可愛らしさから、お子様からご年配の方まで、幅広い年代に愛されるお菓子です。

小豆島手延べ 半生そうめん

また、香川といえばうどんのイメージが強いですが、実はそうめんも特産品として有名なのはご存知でしょうか。

瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、兵庫県の損保、長崎県の島原と並び、そうめんの三大産地の一つです。寒水で小麦粉を練り固め、独特の製法で細い糸状に引き伸ばし乾燥させた手延べそうめんは、のど越しの良さとコシの強さが特徴。

お土産として持ち帰るなら、「船波製麺所」さんの「小豆島手延べ 半生そうめん」がおすすめです。そうめん本来のつるっとした食感と半生ならではのもちっと感が共存するそうめんは、一度食べると病みつきになる人が多いんだとか。

夏だけでなく、一年中お土産として人気の高い一品です。

香川県の伝統工芸品

せっかく香川に行くのなら、食べ物以外のお土産も押さえておきたいところ。古くから受け継がれてきた伝統工芸品をお土産にして、香川の文化を身近に感じてみるのはいかがでしょうか？

200年近くの歴史がある「香川漆器」。お箸やお椀などの生活漆器から高級家具、美術工芸品などに至るまで多種多様な製品が作られており、比較的身近に手にすることができる伝統工芸品です。

線彫りした模様に色漆を施す「蒟醤（きんま）」や日本独自の技法が光る「存清（ぞんせい）」、使えば使うほどに味が出る「後藤塗（ごとうぬり）」など、それぞれ魅力の異なる技法が現在も受け継がれています。

特徴は、多彩な色を使用しているにも関わらずどこか落ち着いたしっとりとした印象がある点。また、使い込むごとに味わいを深めていき、手に馴染んでいく感覚を楽しむことができるのも魅力です。

最近では東京都内のセレクトショップなどでも取り扱いが増え気軽に買えるようになりましたが、やはり本場香川では品揃えの多さが桁違い。高松市内には香川漆器の販売店が多数あるので、ぜひお店を巡って素敵な一品を探してみてくださいね。

香川県の新勢力土産

定番のお土産や名産品もいいですが、最近話題のお土産も外せません。

オリーブオイルコンフィ

小豆島にある「井上誠耕園」さんは、温暖な気候を生かしてオリーブや柑橘類を栽培する農園。そんな井上誠耕園さんが作る「オリーブオイルコンフィ」が、SNSを中心に人気が広がっているんです。

「コンフィ」とは、油に食材を浸してじっくりと煮込むフランス料理のこと。井上誠耕園さんのオリーブオイルコンフィは、ありそうでなかった食材を組み合わせて作られており、他にはない味わいにハマる人が続出している模様。

 

八朔の皮を使ったマーマレードをヘルシーな黒ごまペーストと合わせた「マーマレードセサミン」やごはんのおともにぴったりな「ごま&しょうが」など、個性豊かな種類が揃う中で、特に人気が高いのが「木の実とドライ果実」。ナッツやフルーツがごろごろと入っていて食べ応えがあり、一口ごとに違う味が楽しめます。

ヤドンのうどん

SNSで話題になっている商品をもうひとつご紹介。

香川で「うどん県×ヤドン ヤドンパラダイス」というコラボイベントが行われているのをご存知でしょうか？そこで販売されている人気アニメ「ポケモン」のキャラクター「ヤドン」とのコラボアイテムが、SNSを中心に話題沸騰中なんです。

そもそもなぜヤドンとコラボなのかというと、「うどん」と「ヤドン」の響きが似ていること、”ヤドンのしっぽが甘い”ことが名産品の和三盆を連想させることからだそう。

うどんや和三盆、うちわなど、香川県を代表するお土産にヤドンのイラストが描かれており、見た目のインパクトは抜群。ヤドンのボケっとした表情がなんとも可愛らしく、ファンでなくとも思わず手に取ってしまうこと間違いなしです。

香川県のおすすめお土産ベスト10

定番や名産品以外にも、香川には魅力的なお土産がたくさん。ここでは、おみナビ編集部が数多くのお土産の中からおすすめのお土産を10品ピックアップしてご紹介します。

灸まん

ぽってりとしたフォルムが特徴的な「灸まん」は、その名前の通りお灸の形をモチーフにしたお饅頭です。黄身餡がたっぷりと入っており甘さ控えめで、甘いものが苦手な方や男性でも食べやすいと評判。上皇陛下・今上陛下に献上されたこともあり、その美味しさに間違いはありません。

香川県内に多数店舗を構えているので気軽に購入することができるのもポイントです。本店は香川県の名所である「こんぴらさん（金刀比羅宮）」の参道にあるので、一通り参拝が終わったらぜひ立ち寄ってみてください。

クアトロえびチーズ

マカロンのようなカラフルな色合いがおしゃれな「クアトロえびチーズ」は、香川の定番土産「えびせんべい」を製造する「志満秀」さんが作ったこだわりの一品。「Japanese Macaron」をコンセプトに、これまでにないえびせんべいとしてチーズソースを合わせて洋風に仕上げています。

カマンベール、ブルーチーズ、チェダー、モッツァレラ、それぞれをベースにしたソースは、濃厚ですが不思議とえびせんべいとよくマッチしています。

丸亀うちわせんべい

うちわの形が可愛らしい「丸亀うちわせんべい」。なぜうちわの形なのかと言うと、実は香川県の丸亀市は、年間1億本以上を生産する日本一のうちわの町なんです。その生産量は、なんと全国生産の90%を誇っています。

うちわをお土産にするのも良いですが、もっと気軽に購入できるうちわせんべいは、お土産として根強い人気があります。こんがりと焼かれたたまご味のおせんべいはどこか懐かしい味わいで、お子様からご年配の方まで、幅広い方に好まれること間違いなしです。

鳥坂まんじゅう

創業から150年、江戸時代から続く老舗店「鳥坂まんじゅう」さんのおまんじゅうは、素朴な見た目ながらも美味しさは抜群。味の決め手は、まんじゅう専用に作られた秘伝の自家製甘酒。こちらを使った生地に甘さ控えめのこしあんを包み、30分かけてじっくりと蒸し上げることで、ふんわり感としっとり感が共存した独特の食感に仕上がるんだとか。

一店舗でしか販売しておらず、また賞味期限は当日中なのでお土産としてはなかなか買い求めづらいですが、それでも買う価値ありな隠れた名品です。

オリーブサイダー

香川県は、日本国内で産業としてのオリーブオイル栽培がスタートした地。オリーブオイルを使ったお土産が数多く販売されていますが、その中でも人気上昇中で注目しておきたいのが「オリーブサイダー」です。オリーブ特有の渋みを抑え、青リンゴのような爽快さのみを感じられるサイダーは、意外に飲みやすいと好評。

オリーブ果汁には抗酸化作用や美白効果が期待される成分が豊富に含まれているため、化粧品にも使われています。そんなオリーブ果汁が贅沢に使われたオリーブサイダーは、飲んで美味しく、美容や健康にも良く、一石二鳥のお土産です。

讃岐うどん風グミ

まるでうどんのような見た目の「讃岐うどん風グミ」は、「うどん県」とも呼ばれる香川ならではのお土産です。その名前の通りうどんをイメージして作られたうどん風グミですが、その食感はまさにうどんそのものでコシがあり噛みごたえ抜群。

気になるお味はなんとレモン風味で、そのギャップにハマる人が多いよう。パッケージがおしゃれかつ話のネタにもなるので、お土産として特に若い世代に人気が高いんです。定番のお土産では物足りない、ちょっと変わったお土産を求めている人はぜひ購入してみてはいかがでしょう。

名物かまど

「名物かまど」は、厳選された白いんげんと香川県産の卵の黄身だけを使用して作られたお菓子です。その名前の通り、塩を炊く「かまど」をモチーフに作られており、その独特な形からお土産としてはもちろん地元民のおやつとしても根強い人気があります。地元讃岐ではテレビCMの「かまどちゃん」のキャラクターでお馴染みなんだとか。

一口食べると素朴な甘さが口の中に広がり、老若男女問わずほっこりと優しい気持ちにさせてくれること間違いなしの名物かまどは、讃岐を代表する銘菓です。

オリーブオイルコンフィ

小豆島にある「井上誠耕園」さんは、温暖な気候を生かしてオリーブや柑橘類を栽培する農園。そんな井上誠耕園さんの「オリーブオイルコンフィ」が、SNSを中心に人気が広がっているんです。

八朔の皮を使ったマーマレードをヘルシーな黒ごまペーストと合わせた「マーマレードセサミン」やごはんのおともにぴったりな「ごま&しょうが」など、個性豊かな種類が揃う中で、特に人気が高いのが「木の実とドライ果実 」。ナッツやフルーツがごろごろと入っていて食べ応えがあり、一口ごとに違う味が楽しめます。

小豆島手延べ 半生そうめん

香川というとうどんのイメージが強いですが、実はそうめんも有名なんです。瀬戸内海に浮かぶ小豆島は、兵庫県の損保、長崎県の島原と並び、そうめんの三大産地の一つです。そんな小豆島に製麺所を構える「船波製麺所」さんの「小豆島手延べ 半生そうめん」は、50年以上変わらない製法で作り続けられています。

もちっとした食感と、みずみずしい麺ののど越し。乾麺とは一味違う味わいを楽しめる半生そうめんは、夏だけでなく一年中お土産として人気の高い一品。

手さげ 半生うどん

香川県のお土産なら「讃岐うどん」は欠かせません。大正15年創業の「さぬき麺業」さんは、お土産用の日持ちする「半生うどん」の開発にいち早く成功した老舗の製麺所です。職人さんが丹精込めて作り上げた「手さげ 半生うどん」は、讃岐うどん特有のコシがしっかりと感じられる逸品。

本場香川県で食べるのと変わらない味を家庭で気軽に楽しめるので、お土産としてはもちろん自宅用に買う人も多いとか。美味しく食べるための作り方が書いてあり、まためんつゆも付いているので、手間要らずで本格的な讃岐うどんを堪能できます。

香川県のお土産はどこで買うべき？

旅行の時間は限りがあるものなので、お土産選びに多くの時間を割くのはもったいないですよね。お土産を買うなら、いろんなお店の商品が一堂に会する空港やターミナル駅がおすすめです。

香川県の空の玄関口「高松空港」は映画の撮影に使われることもあり、ロケ地巡礼の人気スポットでもあります。多くの人が訪れるため、当然定番商品や人気商品がしっかり揃っていますよ。空港内には10店以上のお土産販売店が軒を連ねており、お土産選びに困ることはありません。

四国の玄関口「高松駅」内には香川の名品が勢揃いしています。定番商品であれば置いてあることがほとんどですが、専門店と比べると種類が少ない場合があるので、どうしても欲しい商品があれば事前にチェックしておくことをおすすめします。

国の特別名勝に指定されており、観光スポットとして人気の「栗林公園」。その一角に位置する「かがわ物産館 栗林庵」は、香川県といえばといった定番商品から隠れた逸品まで、スタッフが日々アンテナを張って集めた素敵な商品が揃っています。

栗林公園をお散歩しがてら、お土産探ししてみてくださいね。

まとめ

うどんをはじめとする名産品やちょっと変わったお土産まで、香川県には魅力的なお土産がたくさんあります。
香川県に行かれる際は、ぜひお土産選びも含めて楽しんでくださいね！