【実食レポート】三方六の小割　北海道メロン

今回北海道のお土産でご紹介したいのは、柳月の代表的なお菓子「三方六」のミニサイズ版「三方六の小割」。なんと期間限定で北海道メロン味のものが販売されていたので実食してその味をお伝えしたいと思います！

INDEX

三方六の小割とは

柳月といえば、十勝の音更に本社を構えるお菓子メーカー。

「お菓子は心の食べ物」と考えている会社だけあって、子どもから大人まで誰もが食べやすく、また手にしやすい価格のお菓子が揃っています。

看板商品「三方六」は白樺のような見た目で、しっとり系バウムクーヘンの最高峰！とも言われる銘菓。地元民の間でも手土産やお茶菓子として人気の商品です。昔はプラスチック製の小さなノコギリが付いていて、カットするのも楽しかったんですよね。

また本社工場のスイートピア・ガーデンでは、日本でここでしか購入できない「三方六の端っこ」が販売されるのですが、整理券はすぐに配布終了、ものの15分ほどで完売されるほどの超人気商品。テレビや雑誌などでも紹介されたことがあるのでご存知の方もいるかもしれません。

「三方六の小割」は、その名の通り三方六が食べやすいミニサイズになったもの。小分けになっているので配りやすいですし、旅のお土産としても負担にならない大きさなのが嬉しいですよね。

「三方六の小割」は季節限定の味が多く販売される商品でもあります。いちご味や濃厚ショコラ味など数ある味の中でも、夏の定番になっているのが今回紹介する北海道メロン味。今回購入した北海道どさんこプラザ札幌店では「期間限定」と大きくPOPが掲げられていましたよ。

価格は5本入りで税込750円。北海道メロン味だけのものは5本入りの物のみの展開です。直営店舗ではレギュラーの味や季節限定の味が詰め合わせになった商品も販売されています。

「三方六の小割　北海道メロン」買ってきましたので、実食レポートしていきます。

メロンとメロンの葉っぱが描かれたカラフルなパッケージ。「三方六の小割」のロゴマークがバウムクーヘンになっているのも可愛いですよね。

裏面には原材料や保存方法の他に、商品の説明が書かれています。「極上の北海道スイーツ　焼き上がりました−−−」と食欲をそそる言葉が…

側面には賞味期限が書かれています。製造から21日と、焼き菓子としては少し短め。

チョコレートがかかっていることに加え、バターをたっぷり使っているので、25度以下の涼しいところで保管してくださいね。

箱を開けてみると…

小包装もカラフルなパッケージ！一つずつ配っても見栄えがするのはお土産として嬉しいポイントですよね。取り出してみると一つ一つに原材料や賞味期限が書かれています。

いよいよ開封。袋を開けたとたん、笑ってしまうほど濃いメロンの香り！本当にメロンを切ったかのような気分になります。

見た目も北海道のメロンらしいオレンジの果肉と緑の皮が再現されています。長さは約8cm。ちょっと小腹が減った時にちょうどいいサイズ感ですね。

皮部分の緑色のチョコレートには、ホワイトチョコでメロンの網目が再現されています！

切ってみると、バウムクーヘンらしい美しい断面がわかります。この美しい断面を作るためには、棒に生地を塗っては焼き、塗っては焼き…を繰り返すという手間がかかっています。

柳月でバウムクーヘンを作り始めたのは昭和38年のこと。当時は木造の工場で少し歩くだけで床が揺れてしまい、せっかく塗った生地が焼ける前に垂れてしまうというトラブルが多かったのだとか。

それを見た先代の社長が「縦に切って売ってみては」とアドバイス。それが今の三方六という縦長の形での販売になったそうです。

いよいよ実食！

口に入れた瞬間から甘〜いメロンの味が広がります。そして果汁があふれてきそうなくらいしっとり！焼き菓子なのにジューシーさすら感じてしまいます。

このしっとり感は、十勝産100%の小麦粉をさっくりと混ぜていることと、生地を休ませながら焼いていることから生まれています。

練りこまれているメロン果汁は、北海道の寒暖の差が激しい気候が生み出す甘さがたっぷり。バウムクーヘンとメロンのマリアージュが人気の秘密になっています。

う～～ん、うまい！！
北海道の味を感じられる北海道土産に最高の逸品です。

最後に原材料についてです。

原材料は鶏卵、砂糖、小麦粉、バター、水飴、植物油脂、メロン、全粉乳、小麦でん粉、ココアバター、ショートニング、でん粉など。

特定原材料に該当するのは、卵、乳製品、小麦です。

北海道定番商品のお土産の中でも季節限定品は特に喜ばれること間違いなし！自分用のお土産にもちょうどいいサイズ感ですので、ぜひ購入してみてくださいね。