【実食レポ】これを紹介しなきゃ始まらない!北海道土産の王様「白い恋人」

白い恋人

北海道のお土産を紹介する上で避けては通れないのが「白い恋人」ではないでしょうか!?実はまだ食べたことがない!という方・・・もったいない!!そんな人のためにも、その魅力を実食レポートでお伝えしたいと思います。

「白い恋人」を手掛ける石屋製菓

白い恋人といえば、まさに北海道土産の代名詞!日本だけではなく海外の方からの支持も厚い定番土産ですよね。卵白や小麦粉、バターなどを混ぜて焼き上げる軽い食感のラングドシャで、薄いホワイトチョコレートをサンドしたシンプルなお菓子です。1976年に発売されてから約半世紀経つ今でも人気は健在で、工場では1日約110万枚製造される日もあるんだとか!

 

白い恋人を作るお菓子メーカー「石屋製菓」は、札幌市に本社があります。本社横には「白い恋人パーク」という工場見学もできる観光施設となっていて、観光客だけではなく地元の小学生の社会見学などにも使われているんです。この一帯にはお菓子の甘い香りが漂っているので近くに行くだけで幸せな気分に包まれますよ。

白い恋人パーク

看板商品はもちろん「白い恋人」ですが、他にもミルフィーユのようにパイ生地を重ねチョコレートで包んだ「美冬」のシリーズも、なめらかな口どけとさっくりとしたパイのコンビネーションが絶妙。

また、白い恋人に使われるホワイトチョコレートを焼き上げられる限界の量まで練りこんだ、真っ白なバウムクーヘン「白いバウム TSUMUGI」も一時は品薄が続いた人気商品です。

『白い恋人』を実食レポート

「北海道 四季彩館」で買ってきました

今回は大定番の白い恋人を購入。札幌駅西改札口横「北海道 四季彩館」の店頭に大きく売り場が設けられていました。

白い恋人

人気商品とあって、様々な枚数の展開があります。9枚入648円(税込)、12枚入864円(税込)、18枚入1296円(税込)、24枚入1728円(税込)、27枚缶入2052円(税込)と、幅広いラインナップ。

 

白い恋人

さらに挟まっているのがホワイトチョコレートではなくチョコレートの「白い恋人 ブラック」という商品もあり、そのブラックが入った36枚缶入2808円(税込)やなんと54枚缶入4104円(税込)も。駅や空港のお土産屋さんなら缶入も普通に販売されていることからも人気が伺えますよね。

今回は大きさも値段もお手頃な12枚入を購入してみました。

お馴染みのパッケージデザイン

商品は、包装紙に包まれていて、商品のロゴと会社のロゴが配置されています。雪が降る夜のような素敵なデザインですよね。

白い恋人

裏面には原材料やカロリー表記、賞味期限などが書かれています。

白い恋人

ちなみに日持ちは約5ヶ月。長持ちするのは嬉しいポイントですよね。

世界中にファンがいる白い恋人らしく、英語での原材料表示も!

白い恋人

包装紙を取ってみると、クラシカルなパッケージが登場。

白い恋人

 

中央に描かれた山々が印象的ですよね。これ、実在する山なんです。北海道北西部の日本海にある利尻島の利尻山がモデルと言われており、この風景そのままを眺められるスポットには「白い恋人の丘」と名前がつけられています。

閑話休題。

パッケージの裏側には美味しく食べる方法について記載があります。

白い恋人

18度位での保管を推奨しているので、冷蔵庫ではなく冷暗所に置いておくことをオススメします。

ちなみに先述した白い恋人ブラックはパッケージが白く、雪の結晶は紺色で描かれています。

 

小包装にはしっかりと製造年月日も書かれていますね。

白い恋人

さて、肝心の中身は…

きつね色の薄いラングドシャと、サンドされつつもはみ出しているホワイトチョコレート。シンプルながら美しさが際立つ見た目です。

白い恋人

切ってみると、ラングドシャは儚いくらいほろほろ。断面でもそのほろほろ具合が伝わると思います。全体の厚さが約5mmなので、一枚のラングドシャで2mm以下。とても薄く焼き上げられていることがわかりますね。

白い恋人

白い恋人の名前の由来知っていますか?!

ところで「白い恋人」って、不思議な名前ですよね。そのネーミングの由来は、スキーを楽しんだ石屋製菓の創業者が何気なく言った「白い恋人たちが降ってきたよ。」という一言からなんです。

1976年の発売当時ロマンチックなネーミングのお菓子は少なく、またおしゃれなお菓子としても受け入れられ、販売1年で約500万枚という驚異的な数を売り上げたのです。

人気が人気を呼んで徐々に売り上げを伸ばし、1986年にはモンドセレクションのゴールドメダルを受賞したほか、業界紙が選ぶ「20世紀を代表する土産品」に選出されるなど、誰もが知る北海道銘菓の地位を確立。銀座にも店舗を構えるまでになりました。

 

ちなみに味自体は発売当時から変わっていませんが、小包装や箱などは改良され続けていて、開けやすく割れにくいようになっていますよ。

 

それではいよいよ実食!

誰もが愛する優しい美味しさ

ラングドシャはほんのりとした甘みと香ばしさ、ホワイトチョコレートはコクのあるしっかりとした甘さとなめらかな食感で、組み合わさるととっても上質な味わい!甘さが強いのにくどくなく、舌溶けなめらかでいつのまにか口の中からいなくなってしまいます…!

白い恋人

 

コーヒーや紅茶のお茶請けとして最高の味ですし、とことん甘党ならコーヒー牛乳との組み合わせも美味。お子様うけもバッチリです!

ちなみに冷蔵庫に入れるとチョコレートのなめらかさが感じにくくなってしまうのでご注意を!

原材料・アレルギー

それでは最後に原材料などについて。

白い恋人

原材料は、砂糖、卵白、小麦粉、全粉乳、油脂加工品(バター、植物油脂、食用精製加工油脂、牛乳、その他)、ショートニング、クリーム、でん粉など。

特定原材料に該当するのは、小麦、卵、牛乳、大豆です。

 

言わずと知れた北海道土産の白い恋人。実は食べたことがない!という方も、是非是非食べていただきたいお菓子ですので、見かけたら手に取ってみてくださいね。

ライターProfile
おみナビ編集部
おみナビ編集部

”旅行のお土産選びをもっと楽しく”をコンセプトに全国の旅行土産を紹介するオンラインメディア「おみナビ」の編集部です。日々、全国のお土産の魅力を発信していきます。

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