京都に行ったら買って帰りたいお土産BEST10

京都土産

日本人のみならず、外国人観光客からの人気も高く、日本の古都の象徴として親しまれている京都府。あの有名な清水寺や金閣寺、伏見稲荷大社など、古き良き日本の伝統的な建造物も多く、そのノスタルジックな雰囲気が若い世代にも人気があります。そんな京都だからこそ、お土産選びは失敗したくないですよね。

今回は、そんな方のために、おみナビ編集部が厳選した京都府のお土産事情をご紹介!誰もが思い浮かべる定番商品はもちろん、新勢力や話題の商品までたっぷりご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。

京都府のお土産事情

まずは、京都府に来たら絶対外せない定番土産や名産品をご紹介します。

京都の定番のお土産

京都土産の定番と言えば、誰もが一番に思い浮かべるのは「八ッ橋」ではないでしょうか。八ッ橋とは、米粉や砂糖、ニッキなどを混ぜた生地を薄く伸ばしたものを焼き上げた和菓子のことで、京都を代表する銘菓の1つです。

京都土産

また、最近では、昔ながらの固焼きタイプの「焼き八ッ橋」の他に、生地を焼かずに切り出したタイプの「生八ッ橋」も一般的になり、現在では様々な種類の八ッ橋が販売されています。

京都土産

聖護院八ッ橋総本店

そんな定番土産・八ッ橋の中でも、京都に来たら絶対に購入してほしいのが老舗和菓子店「聖護院八ッ橋総本店」の八ッ橋です。

聖護院八ッ橋総本店は1689年から八ッ橋を作り続けており、京都の八ッ橋文化の元祖といっても過言ではないでしょう。聖護院八ッ橋総本店の八ッ橋は伝統的な固焼きタイプで、香シンプルながらもニッキの風味が口いっぱいに広がる香ばしい味は、多くの人に愛されてきました。

聖護院八ッ橋

生八ッ橋と違い、日持ちもするので、最初に購入するお土産として最適です。ぜひ京都に到着したら、まずは聖護院八ッ橋総本店の八ッ橋を探してみてくださいね。

夕子

また、生八ッ橋でしたら、1805年創業の老舗店「井筒八ッ橋本舗」の「夕子」がおすすめです。夕子とは、日本を代表する小説家・水上勉の代表作「五番町夕霧楼」の主人公に因んで名づけられ、パッケージに描かれた可愛らしい女性の絵がトレードマークの叙情銘菓です。

叙情銘菓 夕子

モチモチ食感の生地と、程よい甘さのつぶあんが絶品で、数ある生八ッ橋商品の中でも群を抜いて人気があります。つぶあん以外にも、抹茶味やニッキ味などといった定番商品や、季節ごとのフレーバー商品なども発売されるので、京都を訪れる度に購入したくなる商品です。

阿闍梨餅

もう1つ、京都土産の定番としてご紹介したいのが、「阿闍梨餅」です。

阿闍梨餅

阿闍梨餅は、江戸末期創業の老舗和菓子店「満月」の看板商品で、比叡山の修行僧にちなんで、大正11年に誕生しました。餅米をベースにした生地に、丹波大納言小豆で作ったこだわりの粒あんを包んで焼いた半生菓子で、しっとりとした皮とあっさり風味の餡が見事に調和した逸品です。

そのまま食べるのももちろん美味しいですが、トースターで少し焼いたり、揚げ餃子のように揚げたりして食べるのもおすすめ。子どもから大人まで、幅広い世代に愛されている銘菓ですので、ご家族や親戚向けのお土産にいかがでしょうか?

京都の名産品

京都の名産品として、全国的にも有名なのが「お茶」です。特に、京都府の南部に位置する宇治市は、日本を代表する高級茶「宇治茶」の産地。

京都土産

宇治茶は静岡茶、狭山茶と並ぶ日本三大茶の1つで、その歴史はとても古く、なんと鎌倉時代には生産が始まっていたと言われています。さらに江戸時代には、幕府に献上するため、宇治茶を茶壺に入れて江戸まで運ぶ「お茶壺道中」という行事が執り行われていました。

そんな宇治茶は、京都を代表する名産品として、現在では多くのスイーツや菓子類などにも使用され、京都土産の定番として親しまれています。

つじりの里

そんな名産品の宇治茶を使用したお土産でしたら、「祇園辻利」の人気No.1商品「つじりの里」がおすすめです。

つじりの里

祇園辻利といえば、京都では知らない人がいないほど有名な宇治茶の専門店で、創業は1860年。現在は祇園に本店を構え、宇治茶の伝統を受け継ぎながら、時代に合った様々な商品を展開しています。

そんな祇園辻利が作り出す「つじりの里」は、サクッと軽い食感のロールせんべいの中に、抹茶クリームがたっぷりと詰められたお菓子。

一見シンプルなお菓子ですが、専門店ならではのこだわりの抹茶クリームは風味豊かで、程よい甘みが絶品!リーズナブルなお値段と、1つ1つ個包装になっているのもお土産として嬉しいポイントですよね。

 

また、抹茶せんべいにホワイトクリームが詰められた姉妹商品「ぎおんの里」もおすすめですので、会社や友人への京都土産に、ぜひ購入してみてくださいね。

ぎおんの里

京都の伝統工芸品

京都には、京漆器や清水焼など、伝統的な日本文化を継承する工芸品がたくさんありますが、その中から今回ご紹介したいのが「京友禅」です。

京友禅とは、京都府一帯で作られる染織品のことで、最も特徴的なのは、その華やかな色彩です。刺繍や金箔、銀箔などを使用し、独自の技法で作り上げていく京友禅の美しい模様は、日本国内だけでなく、世界からも高い評価を得ています。そんな京友禅は、主に着物に使用されているため、なかなか一般的に流通することがありませんでした。しかし、京都の伝統文化である京友禅を、より身近に、そしてより手軽に楽しんでほしいという思いから、2016年に、新生の京友禅ブランド「SOO」が誕生しました。

SOO

SOOは、京友禅の染色風景や職人の様子をSNS等で発信すると共に、京友禅で作られた眼鏡拭き「おふき」を発売したところ、京友禅の新しい使い方として大反響!

おふき SOO

今では、京都土産の1つとして、京都駅近くのデパートなどで取り扱うほどの人気となりました。自分へのお土産としてはもちろん、大切な方へのプレゼント用にもぴったり。京友禅らしく、鮮やかな色合いと柄が特長的で、どれにしようか、迷ってしまいそうですよね。オンライン販売は一切していませんので、ぜひ店頭で手に取りながら、じっくりと選んでみてくださいね。

京都土産の新勢力

Crochetの京あめ

定番の京都土産ももちろんおすすめですが、今話題の新勢力のお土産も気になりますよね。そんな方にまずおすすめしたいのが、「Crochet」の「京あめ」です。

Crochetの京あめ

京あめとは、室町時代にポルトガル人が白砂糖を京都に持ち込んだことがきっかけに作られたと言われている伝統的な飴で、高温で煮詰めることであっさりとした味に仕上がっているのが特長です。

Crochetは、そんな京都の伝統の飴と、ヨーロッパの美しい飴の技術をかけ合わせて、見た目にも美しい京あめを商品化。コロンとした可愛らしい形と、色鮮やかでフォトジェネリックな見た目がSNS等で話題となり、一躍大人気商品となりました。味もいろいろな種類がありますが、それぞれの商品に「京桜」「瑠璃」「ヴェルサイユ」「シャンゼリゼ」等、京都とパリをイメージした名前が付いているのが女子心をくすぐります。小袋タイプで販売されているので、ぜひお土産を渡したい人をイメージしながら、選んでみてはいかがでしょうか?

カレ・ド・カネール

もう1つ、新勢力としてご紹介したいのが「カレ・ド・カネール」です。カレ・ド・カネールは、2011年に誕生した新生菓子店「nikiniki」が手掛ける全く新しいタイプの八ッ橋で、その斬新な見た目に、多くの京都人が驚かされました。

カレ・ド・カネール

そしてお花型のカップケーキのような可愛らしい見た目はもちろんですが、さらに驚くべきはその注文方法。なんと八ッ橋の生地や餡をぞれぞれ数種類の中から自分で選び、その場で作ってもらうことができるのです。

サンドイッチを注文しているかのような手軽さで、オリジナルの生八ッ橋を味合うことができると、おしゃれ女子たちを中心に話題となっています。残念ながらあまり日持ちはしませんが、自宅でオリジナルの八ッ橋を作ることができるテイクアウト用の商品もありますので、気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。

京都のおすすめお土産ベスト10

おみナビ編集部がたくさんのお土産の中からおすすめのお土産を10品ピックアップしました。お土産選びの参考にしてみてください。

茶の菓

茶の菓
「マールブランシュ」は、京都クオリティを大切にしている菓子店で、京都市内の大手デパートにも数多く出店しています。そんな名店の看板商品で、京都土産としても人気が高いのが、お濃茶ラングドシャ「茶の菓」です。茶の菓専用の宇治茶を使用することで濃厚なくちどけのラングドシャに仕上がっています。

また、間に挟んだミルク感たっぷりのホワイトチョコレートが抹茶の風味をぐっと引き立ててくれます。どんな世代にも喜ばれる味なので、会社や友人への京都土産にいかがでしょうか?

阿闍梨餅

阿闍梨餅
子どもから大人まで、幅広い世代に愛されている京都土産が「阿闍梨餅」です。江戸末期創業の老舗和菓子店「満月」の看板商品で、大正11年に二代目当主が考案しました。阿闍梨餅は、比叡山の修行僧にちなんで命名され、餅粉をベースにした生地に、粒餡をぎっしりと包んで焼いた半生菓子です。

しっとりとした生地と甘すぎない餡が絶妙で、土日は行列ができるほどの人気っぷり!誰に送っても喜ばれる、そんな万能な京都土産ですので、ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。

京ばあむ

京ばあむ
京都のスイーツと言えば、抹茶のスイーツが何かと話題に上がりますよね。そんな抹茶スイーツのお土産でしたら、「京ばあむ」はいかがでしょうか?「洋菓子ぎをんさかい」が作り出す京ばあむは、京都産の豆乳を使用した豆乳生地と、宇治抹茶と煎茶をブレンドした抹茶生地の2層が鮮やかな一品で、濃厚な抹茶の風味と、くちどけなめらかな生地が絶品です。

そのこだわりの味を守るために「ばあむマイスター」が存在するほど!自分用だけでなく、家族や友人用のお土産としてもおすすめです。

金平糖

金平糖 緑寿庵清水
創業1847年の「緑寿庵清水」は、日本で唯一の金平糖専門店です。専門店ならではのこだわりの製法で作られており、熟練の職人が1種類の金平糖を作るのにかかる日数はなんと16~20日!それだけ手間ひまかけて作った金平糖は風味が豊かで、優しい甘さに病みつきになります。

1つ1つ小袋になっているタイプのものは、苺やレモン、サイダー、ニッキなど13種類もの味がありますので、ばらまき用のお土産にもぴったり。また、季節に合わせた商品も販売されますので、ぜひお気に入りの味を見つけてみてくださいね。

つじりの里

つじりの里
「祇園辻利」と言えば、京都で知らない人がいないほど有名な宇治茶の老舗専門店。そんな専門店の人気No.1の商品が「つじりの里」です。つじりの里は、サクッと軽い食感のロールせんべいの中に、抹茶クリームがたっぷりと詰められたお菓子で、そのリーズナブルな価格と、専門店ならではの濃厚な抹茶風味が大人気!

また、1つ1つ個包装にされているので、友人や会社など、ばらまき用のお土産にもぴったりです。抹茶せんべいにホワイトクリームが詰められた姉妹商品「ぎおんの里」もおすすめなので、ぜひ食べ比べてみてくださいね。

夜半のみどり

夜半のみどり
「伊藤久右衛門」は、江戸時代から続く由緒正しき宇治抹茶の専門店。そんな専門店の抹茶とお酒がコラボした商品が今、京都土産として話題になっているのをご存じでしょうか?「夜半のみどり」は、伊藤久右衛門こだわりの宇治抹茶と、純米酒やワイン、梅酒などのお酒がそれぞれコラボした商品で、その斬新な組み合わせと、色鮮やかな見た目から、お土産にも大人気なんです。

一番のおすすめは、純米酒とコラボしたリキュールタイプの商品。ぜひ牛乳やソーダと割って、夜の「お茶の時間」を楽しんでみてくださいね。

土井の志ば漬

土井の志ば漬
京都名物といえば、美味しいお漬物も有名ですよね。そんな漬物の中でも、京都市の大原地区原産の赤しそを使用したしば漬けは、この地域を代表する名産物です。明治34年創業の「土井志ば漬本舗」の「土井の志ば漬」は、大原産のちりめん赤しそと塩だけを使って熟成発酵させた昔ながらのしば漬けで、全国的にもファンが多い逸品です。

昔ながらのしば漬けだけでなく、樽から出したての風味を楽しめる樽出しタイプやきざみタイプなど、種類が豊富なのも嬉しいポイント。ぜひごはんやお酒のお供に、購入してみてくださいね。

京あめ

Crochetの京あめ
おしゃれな京都土産をお探しでしたら、Crochetの「京あめ」はいかがでしょうか?京あめとは、その昔、室町時代の後期にポルトガル人が白砂糖を京都に持ち込んだことをきっかけに作られた伝統的な飴のこと。そんな京都の伝統と、ヨーロッパの加工着色技術をかけ合わせて作られたのがCrochetの京あめです。

コロンとした可愛らしい形と、色鮮やかな見た目がSNS映えすると、おしゃれ女子たちにも大人気。いろいろな色と味が小袋タイプで販売されているので、この人にはこの味…と、お土産を渡したい人を思い浮かべながら選ぶのも楽しいですよ。

あんぽーね

あんぽーね
京都土産の新定番として、最近メディア等でも話題なのが「あんぽーね」です。「京都祇園あのん」は、長年培ってきた「あんこ」作りへのこだわりを軸に、和洋の枠を超えた新しいお菓子を作り出している新生ブランドです。そんなこだわりのあんこがたっぷりと入った「あんぽーね」は、瓶詰された餡とマスカルポーネチーズを、最中の中に自分で入れて食べるという新感覚スイーツ。

自分好みの量や配分を最中に入れられるのが、嬉しいですよね。ちょっと変わり種の京都土産をお探しでしたら、ぜひ購入してみてはいかがでしょうか?

おふき

おふき SOO
京都の伝統工芸品の1つとして、色鮮やかな模様が特長的な京友禅があります。京友禅は古くから着物の生地として使用されてきましたが、2016年に誕生した新生ブランド「SOO」では、京友禅をもっと気軽に手に取ってもらいたいという思いのもと、京友禅で作られた眼鏡拭き「おふき」を商品化しました。

京友禅の美しさをより身近に感じられると、京都土産として一躍大人気に!オンライン販売は一切していないので、まさに京都でしか手に入らない、京都らしさ満点のお土産です。

京都のお土産はどこで買うべき!?

今回もいろいろな京都土産をご紹介しましたが、どこで購入すればいいのか、迷ってしまう方も多いですよね。そんな方におすすめしたいのが、京都駅直結の「ジェイアール京都伊勢丹」です。

大手デパートらしく、京都の老舗名店を中心に取り扱っているので、ここで購入できない定番土産は無いほどの品揃えです。特に地下1階の食料品コーナーには、八ッ橋や宇治茶の老舗店がずらり。ぜひ京都駅を利用する際には、訪れてみてくださいね。

京都駅には、他にも多くのお土産店が軒を連ねていますが、京都駅ビル専門店街1階「おみやげ小路 京小町」では、菓子類はもちろん、和雑貨や名産品、地酒なども取り扱っているので、とても便利!中央改札口にも直結しているため、新幹線利用の前後に立ち寄れるのも嬉しいですよね。

 まとめ

今回は、日本有数の観光地として有名な京都府のお土産事情についてご紹介しましたが、気になるお土産や名産品はありました?

有名な京都だからこそ、誰もが知っている定番の京都土産はもちろん、話題沸騰中の新勢力や伝統的な工芸品もチェックしておきたいですよね。

今回ご紹介したお土産は、おみナビ編集部が厳選したおすすめ商品ばかりですので、どれを購入しても、絶対に喜ばれること間違いなし!ぜひ京都のお土産選びの参考にしてみてくださいね。

 

 

ライターProfile
おみナビ編集部
おみナビ編集部

”旅行のお土産選びをもっと楽しく”をコンセプトに全国の旅行土産を紹介するオンラインメディア「おみナビ」の編集部です。日々、全国のお土産の魅力を発信していきます。

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