伝統工芸品

お土産図鑑

東京くみひも【桐生堂】

東京都>浅草
武士が存在する時代、武具や着物に使われていた組紐(くみひも)。その組紐の中でも、とくに渋好みの色合いで編まれているのが「東京くみひも」です。現在では職人が減り、見かける機会がめっきり減ってしまいましたが、浅草の「桐生堂」では、豊富な種類の東京くみひもに出合うことができます。帯締めや羽織紐にはもちろん、組紐ブレスレットや眼鏡紐、マスク紐、髪どめ、スニーカーの紐など様々な用途の組紐が販売されているから、普段着物を着ない方でもお気に入りの組紐が見つけられますよ。渋めのカラーがとってもおしゃれで素敵なので、コーディネートのワンポイントに購入してみてください。
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甲州印伝【INDEN-YA】

山梨県>山梨 全域
山梨県を代表する伝統工芸品の「甲州印伝」。江戸時代前期に来航した外国人が、幕府に献上した印度(インド)装飾革に由来して「印伝」と名付けられたとか。鹿革に漆で模様づけするという技法が確立されると、鹿革独特の軽い柔らかさと粋なデザインが評判となり、当時の上流階級に好まれるようになりました。印伝には基本の技法として、漆付け、燻べ(ふすべ)、更紗(さらさ)の3種類がありますが、中でも漆付けがポピュラーで、その凹凸が特徴的です。最近では、GUCCIやティファニーなど人気ブランドとコラボした甲州印伝の商品も登場。海外でも認められる日本の伝統工芸のひとつです。
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甲州親子だるま【ぼんちすいっち】

山梨県>山梨 全域
白くてお腹に子どもを抱えたこのユニークなだるまは、江戸時代から山梨に伝わる「甲州親子だるま」。その昔、山梨の主な産業だった養蚕と綿が白だったことから、農家が豊作を願って白いだるまを祀るようになりました。子だるまを抱えているのは、家内安全、子孫繁栄の祈りを込めて。まっすぐ前をみる子どもの目には「自分の思う道を突き進んでいってもらいたい」という親の気持ちが込められています。江戸中期からは「妊婦の安産祈願」の贈りものとしても重宝されていたそうです。だるまの脇には「松」「竹」「梅」をモチーフとした絵柄が、そしてだるまの眉毛に「亀」のかたち、髭には「鶴」のかたちを変形させたものが描かれています。素朴で心和むような親子だるまの顔は手描きのため、二つとして同じものはありません。お祝いのギフトにぴったりではないでしょうか。
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おふき【SOO】

京都府>京都 全域
京都の伝統工芸品の1つとして、色鮮やかな模様が特長的な京友禅があります。京友禅は古くから着物の生地として使用されてきましたが、2016年に誕生した新生ブランド「SOO」では、京友禅をもっと気軽に手に取ってもらいたいという思いのもと、京友禅で作られた眼鏡拭き「おふき」を商品化しました。京友禅の美しさをより身近に感じられると、京都土産として一躍大人気に!オンライン販売は一切していないので、まさに京都でしか手に入らない、京都らしさ満点のお土産です。
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小寄木 秘密箱5回仕掛け【箱根丸山物産】

神奈川県>箱根
仕掛けが5個隠されていて、全てをクリアしないと開けることのできない「秘密箱 小寄木」。江戸時代から続く、箱根の伝統工芸品です。職人の手作り感と、木の温もりが感じられるお土産です。所定の順番通りに仕掛けをクリアしないと開けることはできません。仕掛けを見つけることも楽しいですし、誰にも見られたくないとっておきのものを入れたい時にも便利です。この中に小さなプレゼントや手紙を入れた上で、お土産として渡すのも良いでしょう。
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若狭塗箸【箸のふるさと館WAKASA】

福井県>若狭・小浜
福井県小浜市の伝統工芸品として、古くから親しまれている「若狭塗」。その中でも「若狭塗箸」はお土産として大変人気がある商品です。若狭塗とは、貝殻や卵殻、金箔などを漆の中に埋め込み、美しい海底の模様を表現する独特な技法のことで、その工程は数か月も要して作られます。職人が1つ1つ手作業で仕上げていますので、1つとして同じものはありません。そのため、自分用のお土産としてはもちろん、贈呈品や記念品として購入される方も多いんですよ。ぜひお気に入りのお箸を見つけて、福井の思い出と共に、買って帰ってくださいね。
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越前和紙抗菌加工 マスクケ-ス【久兵衛】

福井県>越前
福井を代表する伝統工芸品の1つとして、「越前和紙」は有名ですよね。越前和紙は、福井県越前市でつくられてきた伝統的な和紙で、日本三大和紙の1つとしても知られています。その歴史はとても古く、およそ1500年前から作られていたと言われています。和紙としての美しさはもちろん、丈夫さや抗菌作用があることから、最高品質の和紙として宇宙滞在用の服に使用されたことも!そんな越前和紙の特長を生かした商品として、今話題なのが「抗菌マスクケース」です。お土産にもピッタリで、喜ばれること間違いなし。ぜひ店頭でチェックしてみてくださいね。
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宮崎ロクロ工芸品

宮城県>都城
宮崎県都城市は、霧島山麓の豊かな自然に恵まれており、古くから木刀や大弓などの工芸品作りが盛んな場所です。そんな都城で作られている工芸品のひとつに「ロクロ工芸品」があります。原材料はクワやケヤキなどの木。これをロクロを回しながら削っていき、碁石を入れる碁笥(ごけ)や、器、湯呑みに仕上げます。完成品は、木肌の温もりがありながら優美さも兼ね備えた一品に。「道の駅都城」や宮崎県庁内の「みやざき物産館 KONNNE」で、手に取って見ることができるので、現地で感触を確かめながら、お気に入りを見つけてください。
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備前焼

岡山県>備前
日本六古窯のひとつで、約千年の歴史を誇る「備前焼」。岡山県備前市の伊部地区が代表的な産地です。光沢を出す釉薬を使わず、絵付けもしない究極のシンプルさが特徴ですが、一切模様がない訳ではありません。焼くときに窯のどの位置に置くか、条件をどのようにするかによって焼き色や模様が変わってきます。一つとして同じ色、同じ模様にはならない、手作りの味わい深さが魅力的ですよね。割れにくく、飽きがこず、使うほどに味がでる風合いもあります。茶碗や花瓶、マグカップなど、暮らしを豊かにする一品を購入してみてはいかがでしょうか。
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卯三郎こけし【卯三郎】

群馬県>伊香保・渋川
群馬県産の木を使って作られる「卯三郎こけし」は、自然豊かな群馬県の北部、榛東村にあります。こけしは江戸時代から作られ、五穀豊穣、子どもの成長祈願、健康祈願などの願いを込めて作られました。卯三郎こけしは、創業者の岡本卯三郎氏が創業し、代表作「寒椿」は天皇陛下にお買い上げ頂いたこともある、素晴らしい伝統工芸品ですが、昔からあるこけしの概念にとらわれず、最近ではディズニーやワンピース、ドラえもんなどのキャラクターとのコラボレーション作品も手掛けるなど、あらゆる世代の人にも大変人気がある、日本一の生産量を誇る工房です。ぐんまちゃんとの温泉シリーズなど見ていて選ぶのに悩むほど、楽しめるので、是非立ち寄っていただきたい場所の1つです。工房では自分のオリジナルの絵付け体験もしています。旅の記念になるお土産のこけしを選ぶのも楽しみの1つです。
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