群馬に行ったら買うべき、おすすめおみやげBEST10

群馬 お土産

「日本のへそ」とも呼ばれる群馬県は、日本列島の真ん中に位置し、東京から新幹線でおよそ1時間と都心からの日帰り旅行にぴったり。名湯草津温泉や、自然豊かな尾瀬、国宝でもあり、世界遺産でもある富岡製糸場など、観光名所に事欠かない、大自然豊かな群馬県ですが、お土産にはどんなものがあるの?とお買い物に悩む人もいるのではないでしょうか。今回は、群馬県の農産や、定番お土産など、地元民に大好評のものから、お土産売り上げの人気商品まで、群馬のお土産にもらって嬉しいものをおみナビ編集部オススメBEST10という形で、厳選してご紹介していきます。

群馬県のお土産事情

群馬県は観光地も多く、様々なお土産がホテル、お土産物屋、県内スーパー、道の駅、サービスエリア、そして、高崎、前橋などの主要ターミナル駅などで販売されています。お菓子などがお土産屋さんに並んでいますが、群馬県は地元で人気のローカルフードも豊富で美味しいものが沢山あります。群馬県でしか買えない限定品もあるので要チェックしていきましょう。

定番のお土産品

まずは定番のお土産をご紹介しておきますね。

全国でも屈指の小麦生産量を誇る群馬県は、「キングオブパスタ」が毎年開催されるなど、スパゲッティの消費が盛んですが、良質な小麦と、水、からっ風と呼ばれる、製麺に最適な気候から、とても美味しいうどんが県内各地で作られています。

中でも水沢うどんは讃岐うどん、稲庭うどんと並ぶ、日本三大うどんの一つに数えられ、全国的にも有名です。元々は、水澤寺の参拝客向けに提供されていた手打ちうどんであり、細めだがでコシと弾力があるのが特徴です。その歯ごたえを楽しむために、冷たいざるうどんが定番です。

水沢うどん 大澤屋

 

また、これって群馬発祥だったの?と驚かれるかもしれませんが、ガトーフェスタハラダの「ラスク」は群馬発症のお菓子で、高崎駅や人気スポット「道の駅ららん藤岡」にもお店があります。

グーテ・デ・ロワ

小麦の豊かな群馬県が生んだ超人気のラスクは、工場でフランスパンを焼き上げるところから作られています。本社工場やららん藤岡などでは、ラスクだけでなく、もちもちのフランスパンも購入が可能でここでしか買えないレア商品です。ラスク以外にも濃厚な味の生ケーキやゼリーなどの美味しいスイーツや、群馬限定商品などもありますので、ガトーフェスタハラダのお土産もおすすめです。

群馬県の名産品

自然豊かな群馬県には、群馬特産品の下仁田ネギや蒟蒻など様々な農産物がありますが、中でも群馬県の名産品としてりんごとイチゴはお土産にもおススメです。

群馬県では主に沼田、みなかみ、渋川でりんごが作られています。この地域は群馬県下でも特に、日照時間が長く、昼夜の寒暖差があることから、甘くて美味しいりんごが収穫されています。「ぐんま名月」「陽光」「新世界」「あかぎ」「おぜの紅」「スリムレッド」「紅鶴」は群馬県オリジナルのりんごで、どれも甘くてとても美味しいですが、農家直売がメインなので、他府県に大々的に出回わないこともあり、特産品のお土産としておすすめです。

りんご

また、群馬県はオリジナルのいちご品種がいくつかり、「やよいひめ」「尾瀬はるか」「おぜあかりん」も甘くてジューシーで人気があります。苺が旬の春の時期には、これらの苺を、お土産として持ち帰るのもおススメです。

群馬の伝統工芸品

ここからは群馬の伝統工芸品のお土産。群馬県は富岡製糸場を代表するように、養蚕業が昔から盛んで、西の西陣、東の桐生という言葉がある程、上質な織物を生産してきました。特に桐生織は1000年以上の歴史があります。群馬県の文化をかるたにした、上毛かるたでも「桐生は日本の機どころ」と読まれています。
富岡製糸場

また、群馬の絹織物は、お召織、緯錦織、経錦織、風通織、浮経織、経絣紋織、綟り織7つの技法を用いて、様々な織物を生産しています。

お土産として実用性の高い商品をお買い求めなら森秀織物の御召アカスリがおすすめです。優しい肌触りの独特の風合いと丈夫な100%富岡産繭から作られたシルクを手織りしたボディウォッシュタオルはクセにになる一品です。

御召アカスリ

御召アカスリ
群馬県の桐生は「西の西陣、東の桐生」という言葉がある程、養蚕業が盛んで、その歴史は、千三百年とも言われています。そんな桐生で森秀織物さんは、明治10年から生糸や織物の生産を行っている老舗です。「御召アカスリ」は、100%富岡産繭から作られるシルクを使用し、手織で丁寧に作られるボディウォッシュタオルです。江戸時代には使い古した御召生地で体を洗っていたそうで、独特の風合いと丈夫な生地は、一度使うとクセになります。

群馬お土産の新勢力

群馬県のお土産の新勢力として注目を集め、様々なお店で必ず目にするものの1つに「ぐんまちゃん」があります。ぐんまちゃんは2014年の全国ゆるキャラグランプリで優勝して以来、他府県民にもその存在が知れ渡り、その愛くるしさからお土産商品は人気が高いです。現在県内の様々なお店で、様々なコラボレーション商品が販売されています。

グッズは勿論のこと、スイーツなどにもぐんまちゃんとのコラボ商品があります。その可愛さと美味しさから、群馬お土産の上位をキープしつつある、「ぐんまちゃん生ロールケーキ」や、ぐんまちゃんクッキー、ぐんまちゃん今川焼、ぐんまちゃん水ようかんなど、食べるのが勿体なく思えてしまうものが、各お店オリジナル商品として販売されています。とても可愛らし、ぐんまちゃんのスイーツも素敵なお土産として見逃せません。

ぐんまちゃん生ロールケーキ

ぐんまちゃん生ロールケーキ
福嶋屋は、地元民に愛される和洋菓子のお菓子屋さんです。中でも人気なのが、生ロールケーキ。しっとりフワフワのキメ細かなスポンジと生クリームの相性が絶品の極上スイーツです。そんな生ロールケーキとぐんまちゃんがコラボした、見た目可愛い群馬ならではのロールケーキは、お土産にぴったり。食べるのがもったいないが、食べ始めると止まらない美味しさに感動します。

おすすめベスト10

下仁田ネギえびせんべい

下仁田ネギえびせんべい
群馬の特産品として、その美味しさがとても有名な「下仁田ネギ」は、群馬県甘楽郡下仁田町が発祥の、火をかけると、とろけるような甘みが出る冬の野菜です。この群馬の名産品とエビをふんだんに使用して作られたのが、「下仁田ネギえびせんべい」。2020年JR東日本お土産グランプリの総合第一位にも輝いたことがある、下仁田ネギの風味と香り、天然エビの旨味溢れる煎餅です。下仁田ネギ煎餅は他にも沢山売られていますが、味、食感共にこの煎餅が一番美味しいと評判です。11日間掛けて1枚1枚丁寧に熟成された煎餅は天然のエビと下仁田ネギの素材を味わえる本格的なもので、群馬県のお土産におすすめです。

鬼ひもかわ

鬼ひもかわ
群馬県桐生市発祥の「ひもかわうどん」の中でも、うどん天下一決定戦などで2013年度から3年連続1位に輝いた、花山の「鬼ひもかわうどん」は、その独特な麺の横幅の太さと、もちもち感、柔らかいのにコシがあり、表面が滑らかで、つるりとした食感が味わえ、食べ応えのある美味しいうどんです。ゆであがりの面の横幅は約5cmというあまりお目にかからない太さなので、ひもかわうどんを囲みながら会話も弾みます。他府県には見られないスタイルのうどんなので、お土産にも喜ばれます。店舗では可愛い狸の器に入ったひもかわうどんが食べられ、この容器も人気の1つとなっています。

ガトーラスク グーテ・デ・ロワ

グーテ・デ・ロワ
今や全国的に有名となったラスクのお菓子、ガトーフェスタハラダですが、発祥は小麦の産地、群馬県です。毎日3万本以上のフランスパンを焼き上げ、有名なラスクが作られます。本店やららん藤岡などでは、美味しいラスクの元となる材料のフランスパンも販売されています。その他の、ケーキやスイーツも美味しく、人気があります。本社工場では無料の工場見学も実施されていて、見学後にはラスクの1袋プレゼントもあります。地域限定商品などもあり、万人受けする群馬のお土産です。

草津温泉 湯の花

湯の花
言わずと知れた日本を代表する群馬の名湯「草津温泉」の湯の花です。湯の花は草津町商工会が町内のホテルや旅館、お土産物屋などで販売しているもので、草津温泉の湯畑から温泉の結晶を採取したものです。豊富な湯量を誇る草津温泉の湯の花ですが、年間4千個程しか採取できない貴重な物となります。

卯三郎こけし

卯三郎こけし
群馬県産の木を使って作られる「卯三郎こけし」は、自然豊かな群馬県の北部、榛東村にあります。こけしは江戸時代から作られ、五穀豊穣、子どもの成長祈願、健康祈願などの願いを込めて作られました。卯三郎こけしは、創業者の岡本卯三郎氏が創業し、代表作「寒椿」は天皇陛下にお買い上げ頂いたこともある、素晴らしい伝統工芸品ですが、昔からあるこけしの概念にとらわれず、最近ではディズニーやワンピース、ドラえもんなどのキャラクターとのコラボレーション作品も手掛けるなど、あらゆる世代の人にも大変人気がある、日本一の生産量を誇る工房です。ぐんまちゃんとの温泉シリーズなど見ていて選ぶのに悩むほど、楽しめるので、是非立ち寄っていただきたい場所の1つです。工房では自分のオリジナルの絵付け体験もしています。旅の記念になるお土産のこけしを選ぶのも楽しみの1つです。

味噌漬け・チーズの味噌漬け

チーズみそ漬
たむらやは、群馬県民ご用達の、伝統のある老舗の漬物屋さんです。契約栽培された新鮮な野菜やチーズなどを使用して作られた味噌漬けは、県内外に根強い多くのファンがいます。味噌漬けは全国的にも色々ありますが、たむらやの味噌漬けは塩辛くなく、オリジナル味噌のさざれ石を使い、濃厚で、旨味の深い味噌漬けです。沢山ある商品の中でも特に話題性があるのが、「チーズの味噌漬け」で、モッツァレラチーズの味噌漬けは、JAL航空国際ビジネスクラスの機内食に採用されるなど、その豊潤な美味しさには定評があります。国内外からも大好評のチーズの味噌漬けは、お土産としてもお手頃な軽さと大きさで、おすすめです。

下仁田ネギ

下仁田ネギ
豪快にぜひ、群馬県に来たら買って帰ってもらいたいのが「下仁田ネギ」です。群馬の特産品として、その美味しさがとても有名な「下仁田ネギ」は、群馬県甘楽郡下仁田町が発祥の、火をかけると、とろけるような甘みが出る冬の野菜です。白い部分の太さが直径7,8cm程になり、一般的なネギに比べとても太い立派です。生で食べると辛みが強すぎるのですが、火にかけると甘みが増す分、鍋、すき焼きなどの具材としておススメです。下仁田ネギは、「殿様が欲しがる程の美味しさ」との事から殿様ネギとも呼ばれ、現在も皇室への献上品や贈答品として全国的にも有名です。上毛かるたにも「ねぎとこんにゃく下仁田名産」と読まれ、有名デパートなどでもその姿を見ることが増えました。下仁田ネギは11月~12月に収穫されますが、霜が2,3度降りてから、雪が深くなる前に収穫する頃合いが一番美味しく頂けます。この季節になると下仁田周辺の農家直売所やJA,地元スーパーマーケットなどで、採りたての下仁田ネギが販売され、一部ではネット販売にての購入も可能です。時期的にお歳暮にもおすすめですが、それ以外のお土産であれば、下仁田ネギ入りの煎餅やラー油、なめ茸など様々な下仁田ネギ入りの商品も販売されています。

七福神あられ

七福神あられ
群馬県の気軽な手土産として、スーパーや百貨店などで販売されている7つの味が楽しめる「七福神あられ」は、創業100年以上の歴史を持つ煎餅屋さんが作っています。恵比寿様はエビ味、大黒天様は青のり味など、七福神に合わせて、その他、バター味、しそ味、唐辛子味、チーズ味、カレー味などがあります。それぞれ1口サイズの煎餅を味わいながら、どれが美味しいと楽しみつつ、自分のお気に入りを探すのも面白いです。ご家庭用から贈答用まで商品バラエティーがあるので、ちょっとしたお土産にも便利です。

いそべせんべいくりーむさんど

いそべせんべいくりーむさんど
温泉から生まれた、100年以上の歴史を持つ磯部煎餅を、現代風にゴマクリームでサンドした「いそべくりーむさんど」はとても味わいの優しい上品なお菓子です。老若男女問わず食べられるソフトな口当たりと、炭酸ガスを豊富に含んだ鉱泉を利用して作られた、ミネラルな風味の素朴な磯部煎餅は、素材がシンプルながら、作り手の技量によって味が大きく異なる群馬名産のお菓子です。群馬県独自のかるた「上毛かるた」の44枚からなる絵札、読み札の中から、代表的な6枚を厳選したパッケージも、群馬のお土産として喜ばれています。 6枚のパッケージは富岡製糸場、草津温泉、四万温泉など有名観光地を網羅しているものばかりなので、デザインを見ながらお土産を楽しめます。黒ゴマクリームは滑らかな口触りながら、乳製品を使用しておらず、常温で60日保存ができるので、賞味期限にも余裕があります。

焼きまんじゅう

焼きまんじゅう【原嶋屋総本家】
群馬のソウルフードと言えば焼きまんじゅうと答える人がほとんどの地元民に愛されるおやつは、他府県にはない群馬のオリジナリティ溢れる味わいが楽しめます。焼きまんじゅう屋さんは県内にも様々ありますが、一番有名で美味しいと評判なのが、原嶋屋総本家です。創業安政4年という、とても長くから焼きまんじゅう一筋にこだわった趣のある店内でも焼きまんじゅうが食べられます。焼きまんじゅうは小麦粉に米麹を入れて、発酵させ、まんじゅうを作った後に、赤味噌やザラメなどを使用した、秘伝のたれをたっぷりと重ね塗りして焼いたもので、素朴でシンプルな味わいは今も変わらず県民に愛されています。

 

群馬県のお土産はどこで買う?

お土産を買う場所は高崎駅や前橋駅がやっぱり品揃えが充実しています。中でも高崎駅には駅直結の「イーサイト高崎」があり、群馬県下の様々なお土産を扱う「群馬いろは」「群馬銘品館」やぐんまちゃんショップ、ガトーフェスタハラダなどの人気店のショップがあるのでおススメです。

車で群馬旅行を楽しむ人は、お土産は道の駅でお探しになるのが良いですね。道の駅は草津、ららん藤岡、甘楽など主要部に20か所がありますが、中でもららん藤岡は、一般道路だけでなく、上信越自動車道藤岡ICに隣接し、高速道路「藤岡パーキングエリア」からもアクセスが可能です。初めての方は、「これが道の駅??!」と驚かれると思います。農産物直売所、お土産店・飲食店の他に、観覧車のあるミニ遊園地まである、1日楽しめちゃう道の駅なのです。遊び場としても楽しめるので、是非お立ち寄り下さい。

まとめ

今回は群馬県のお土産についてご紹介してきましたが、日本のほぼ中心にある群馬県は、山の幸や農産物に恵まれ、世界遺産の富岡製糸場や、日本を代表する草津、万座、水上、四万、伊香保などの温泉地や尾瀬、上毛三山(赤城、妙義、榛名)の山々、食べておいしい上州牛や豚など、観光と美食を心ゆくまで楽しめる素敵な場所です。東京からも各主要地へバスが運行し、新幹線、高速道路などの利便性も良い所ですので、是非群馬観光を楽しみながら、楽しく魅力的なお土産に巡り合えることができる一助となれば幸いです。

 

ライターProfile
おみナビ編集部
おみナビ編集部

”旅行のお土産選びをもっと楽しく”をコンセプトに全国の旅行土産を紹介するオンラインメディア「おみナビ」の編集部です。日々、全国のお土産の魅力を発信していきます。

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