甲州親子だるま【ぼんちすいっち】
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白くてお腹に子どもを抱えたこのユニークなだるまは、江戸時代から山梨に伝わる「甲州親子だるま」。その昔、山梨の主な産業だった養蚕と綿が白だったことから、農家が豊作を願って白いだるまを祀るようになりました。子だるまを抱えているのは、家内安全、子孫繁栄の祈りを込めて。まっすぐ前をみる子どもの目には「自分の思う道を突き進んでいってもらいたい」という親の気持ちが込められています。江戸中期からは「妊婦の安産祈願」の贈りものとしても重宝されていたそうです。だるまの脇には「松」「竹」「梅」をモチーフとした絵柄が、そしてだるまの眉毛に「亀」のかたち、髭には「鶴」のかたちを変形させたものが描かれています。素朴で心和むような親子だるまの顔は手描きのため、二つとして同じものはありません。お祝いのギフトにぴったりではないでしょうか。
2021.10.26
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