浅草に行ったら買うべきお土産BEST10

浅草 土産

日本を代表する観光スポットと言えばここ!というくらい世界的にも有名な下町・浅草。「浅草寺」や「東京スカイツリー」など観光名所が点在しており、連日多くの観光客でにぎわっています。古くから多くの人々に愛される浅草は、名だたる老舗が軒を連ねるスポットとしても知られ、どこを歩いても名品だらけ。だからこそ、お土産に何を買うべきか迷ってしまいますよね。

浅草土産

そこで今回は、「浅草のお土産事情」と「浅草のおすすめ土産」をご紹介!誰もが知る定番の和菓子から、センスの光る洋菓子までさまざま登場します。自分なら何を買おうか、誰にどのお土産が合いそうか、想像しながらご覧ください♩

浅草のお土産事情

まずは、浅草に来たら絶対に外せない定番のお土産や名産品をご紹介します。

浅草の定番土産

浅草土産と言えば、「人形焼」は欠かせません。浅草には、人形焼を販売するお店が多数あり、通りを歩けばあちらこちらで、甘い生地の香りが漂ってきます。

人形焼

そんな人形焼ですが、浅草で最も古くから売り出したのは、仲見世通りをまっすぐ進んだ先にある「木村屋本店」です。こちらの人形焼は、明治元年創業以来、保存料を一切使用せず伝統の味を守り続けています。

木村屋本店

しっとりした食感とやさしい甘さが特徴で、一口食べれば心がほっこり。子どもからお年寄りまで大好きな味わいです。「五重の塔・雷様・提灯・鳩」といった全4種の形の人形焼きをひとつひとつ見比べ、家に帰ってからも浅草の名所めぐりを楽しんでください。

雷おこし「上磯部おこし」

「家を起こし、名を起こす」という縁起の良さから、江戸時代より浅草土産の定番として親しまれているお菓子が、「雷おこし」です。

上磯部おこし

火付け役は、「常盤堂(ときわどう)雷おこし本舗」。雷おこしの名前の由来である「雷門」のすぐ隣に店を構え、200年以上前の創業当時から、甘くてサクサクした食感の雷おこしを作り続けています。

もともとは固めに作られていた常盤堂の雷おこしですが、現在は昔よりもソフトな食感にしているんだそう。固いものが苦手な子どもやお年寄りも安心して、一緒にパクパクいただけるのが嬉しいですね。

白砂糖と黒糖を使用した定番の「上磯部おこし」のほかにも、抹茶、黒ゴマ、カラメル、落花生といった味の雷おこしがあり、バリエーション豊富♩「生おこし」という上生菓子まで取り揃えられていますので、いろいろな種類を買って味くらべを楽しみながら食べてみてください。

浅草の名産品

浅草の名産品として古くから親しまれているもののひとつに「佃煮」があります。東京湾で獲れた新鮮な小魚やアサリを江戸の町中に持っていくため、佃島で甘辛く煮て保存しやすくしたのち出荷したことから「佃煮」と呼ばれるようになりました。

浅草土産

そんな佃煮をお土産として持ち帰るなら、1869年(明治2年)創業の「海老屋總本舗」の佃煮がおすすめ。昔ながらの製法と秘伝のタレでじっくり丁寧に作られており、その美味しさは多くの人からも支持されています 。

海老屋聰本舗

若煮たらこ

海老屋聰本舗には小エビやシジミ、あさりといった佃煮のほか 、塩分控えめで短時間に炊き上げられた若煮もあります。

そのなかでも人気が高いのが、「若煮たらこ」です 。コクのある風味はご飯のお供にしても、お酒のおつまみにしても相性抜群!

若煮たらこ

それぞれ日持ちするため、お気に入りはいくつも買って、晩酌の楽しみにしてみてはいかがでしょうか?

浅草の名産品はもうひとつ。それが「さつまいも菓子」です。

明治時代の浅草は、日本橋に一番近い船着き場であり、北関東から米や芋などの特産品が大量に運び込まれていました。その名残から、現在でもさつまいもを使った和菓子を販売するお店が多いんだそうです。

大学芋や芋ようかんのお店が浅草のあちこちにあるのは、そういう訳だったんですね!

うす皮芋きん

そんなさつまいも菓子ですが、せっかくお土産にするなら、ちょっぴり見慣れないものをどうぞ。
それが「浅草満願堂」の「うす皮芋きん」です。

芋きん

これは、満願堂名物「芋きん」をお土産用に改良したもので、賞費期限が24時間しかない芋きんに比べ、うす皮芋きんは30日間保存がききます。

それでいて、芋きん独特の手焼きの食感、味、風味はきちんと感じられるから驚きです。焼き芋を用いて作られた芋あんのホクホクとした食感とやさしい甘さはクセになり、浅草に来たら買わずにはいられなくなることでしょう。

レンジで少し温めると、より一層美味しく食べられるんだそうです。自分好みにアレンジできるのも、お土産の魅力のひとつですよね。芋好きの方ならぜひ購入し、好みの食べ方で味わってみてください。

浅草の伝統工芸品

老舗の和菓子店がひしめき合う浅草ですが、老舗の伝統工芸品店もいたるところに存在します。今回はその中でも、お土産にしやすい2つの伝統工芸品をご紹介していきます。

1つ目は「手ぬぐい」です。平安時代にはすでに使われていたとされる手ぬぐいですが、西洋文化の流入により、今やすっかりタオルに台頭されてしまいました。この記事を読んでいる方も、ご家庭で手ぬぐいを使っているという方は少ないのではないでしょうか?

しかし手ぬぐいには、これまで長く愛されてきたからこその魅力があります。そんな魅力に気付くためにも、ぜひ浅草で手ぬぐいをチェックしてみてください。

手ぬぐい

創業明治40年の「染の安坊」なら 、7名のデザイナーが手掛ける現代的なデザインが特徴の手ぬぐいが購入できます。生地は綿100%で、肌ざわりなめらか。洗うほど柔らかくなるのも魅力のひとつです。

染の安坊

手ぬぐいの柄は、植物・動物・スポーツなどさまざま。縁起物や季節ものの手ぬぐいなら、タペストリーとして壁掛けして使うこともできます。そのほか、ホコリよけとしてテレビやパソコンに掛けておいたり、プレゼントを包んだりもでき、使い方は千差万別。

どう使うか想像しながらお気に入りの手ぬぐいを選び、ご家庭でその魅力を味わってみてください。

2つ目の伝統工芸品は組紐(くみひも)です。武士が存在する時代、武具や着物に使われていた組紐ですが、その中でも、とくに渋好みの色合いで編まれているのが「東京くみひも」です。

東京くみひも

現在では職人が減り、見かける機会がめっきり減ってしまった組紐ですが、浅草の「桐生堂」では、豊富な種類の東京くみひもに出合うことができます。

東京くみひも

帯締めや羽織紐にはもちろん、組紐ブレスレットや眼鏡紐、マスク紐、髪どめ、スニーカーの紐などさまざまな用途の組紐が販売されているから、普段着物を着ない方でもお気に入りの組紐を見つけられるはず♩

渋めのカラーがとってもおしゃれで素敵なので、コーディネートのワンポイントとして、購入してみてはいかがでしょうか?

浅草土産の新勢力

浅草には、老舗店には負けない新勢力土産が続々と登場しています。センスの光るものばかりなので、大切な人へのお土産を探している人は要チェックです!

鳥の形クッキー

まずはメディアでも多数取り上げられている「菓子工房ルスルス」の「鳥の形クッキー」をご紹介します。このクッキーのみどころは、ふたを開けた瞬間のときめきにあります。

鳥の形クッキー

クッキーというと1つずつ個包装されていたり、まとめて袋詰めされていたりするものが多いですが、このクッキーは缶タイプ。銀の缶のふたを開けると、鳥の形をしたクッキーが綺麗に敷き詰められています。

クッキー缶って、子どものころから何となく憧れがありませんか?このクッキー缶もきっと、開けた瞬間嬉しくなってしまうでしょう♪

クッキーにはレモン風味のお砂糖がかかっており、サクッとかじると、ほのかな酸味が爽やかに口の中に広がります。その美味しさと可愛らしさに、いつまでもとっておきたくなるお菓子です。

ルスルスにはそのほか、小さな星形のクッキーが入った「夜空缶」や、10種類のクッキーが入った「ネオン缶」なども販売されています。 売り切れてしまうこともあるので、事前にオーダーしておいて、店舗に取りに行くのがおすすめです。

ボンボンキャラメル

「ボンボンキャラメル」は、 ロリポップ型の可愛らしいチョコ菓子。果実のピューレをとろとろのキャラメル状になるまで煮詰め、うまみを凝縮させてチョコに混ぜ、丸く固められています。

ボンボンキャラメル

味は全部で8種類。 いちごとフランボワーズ・アプリコット・バナナとオールスパイス・パッションフルーツ・ グリオットチェリーと薔薇・ブルーベリーとカルピス・レモンとミルク・洋梨と蜂蜜があります。

自分が気になる味は単品で、お土産ならぜひブーケの形にしてお持ち帰りしましょ。持ち手の部分に「Thank You」や「Happy Birthday」のスタンプを押してもらえば、ちょっとしたプレゼントにもなりますよ。お花を貰うのと同じくらい、嬉しいプレゼントになるでしょう。

浅草のおすすめ土産BEST10

「これぞ買うべき!」というおすすめ土産を、おみナビ編集部が10品厳選しました。ぜひお土産選びの参考にしてみてください。

人形焼

木村屋本店
「人形焼き」は浅草の定番土産です。浅草では数ある店舗が人形焼を販売していますが、最も古くから売り出したのは、仲見世通りをまっすぐ進んだ先にある「木村屋本店」です。こちらの人形焼は、しっとりした食感とやさしい甘さが特徴で、一口食べれば心がほっこり。明治元年創業以来、保存料を一切使用せずに伝統の味を守り続けています。

浅草の名所にちなんだ「五重の塔・雷様・提灯・鳩」の形を眺めながら、食べるのも趣がありますね。餡入りか餡なしかが選べるので、お好みの方をチョイスしてください。

雷おこし「上磯部おこし」

上磯部おこし
「家を起こし、名を起こす」という縁起の良さから、江戸時代より浅草土産の定番として親しまれているのが「雷おこし」です。火付け役は、「常盤堂(ときわどう)雷おこし本舗」。雷おこしの名前の由来である「雷門」のすぐ隣に店を構え、200年以上前の創業当時から甘くてサクサクとした食感の雷おこしを作り続けています。

白砂糖と黒糖を使用した定番の「上磯部おこし」のほかにも、抹茶、黒ゴマ、カラメル、落花生といった味のバリエーションがあります♩ぜひいろんな種類を買って食べ比べを楽しんでみてください。

どら焼き

亀十
行列ができる浅草の人気和菓子と言えば、「亀十」の「どら焼き」です。このどら焼きは、東京三大どら焼きのうちのひとつに数えられています。まずはお店でどら焼きを持ってみてください。職人が1枚1枚手作業で焼き上げたふわふわの生地を触れば、何となく「三大どら焼き」のひとつである理由が分かるでしょう。

餡は2種類あり、しっかりした甘さの粒あんか、あっさりした甘さの白あんかを選べます。好みの方を買っても、2つ買って食べ比べてもいいですね♩お昼頃に売り切れることもあるので、なるべく早めにお店を訪れるのがオススメです。

鳥の形クッキー

鳥の形クッキー
「菓子工房ルスルス」の「鳥の形クッキー」は大切な人への手土産にうってつけ。銀の缶にかけられたリボンを解き、蓋を開けると、鳥の形をしたクッキーが綺麗に敷き詰められています。その可愛らしさに、もらった人も思わず笑顔になってしまうでしょう。 もうひとつ笑顔になれるポイントが、缶の中に入った夕焼け色の折り紙。このクッキーは、夕焼けに飛ぶ鳥をイメージして作られているから、敷き紙代わりに乗せるだけで、そのイメージを楽しむことができるんです。

気になるお味は爽やかなレモン風味。ほのかな酸味が心地よく口の中に広がります。 売り切れてしまうこともあるから、事前にオーダーして、店舗に取りに行くのがおすすめです。

ボンボンキャラメル

ボンボンキャラメル
「ボンボンキャラメル」は、 ロリポップ型のチョコ菓子。果実のピューレをキャラメル状になるまで煮詰め、うまみを凝縮させてチョコに混ぜ、丸く固められています。味は全部で8種類。 いちごとフランボワーズ・アプリコット・バナナとオールスパイス・パッションフルーツ・ グリオットチェリーと薔薇・ブルーベリーとカルピス・レモンとミルク・洋梨と蜂蜜です。

気になる味は単品で、お土産用はブーケの形にしてお持ち帰りしましょ。持ち手の部分に「Thank You」や「Happy Birthday」のスタンプを押してもらえば、ちょっとしたプレゼントにもなりますよ。お花を貰うのと同じくらい、嬉しいプレゼントになるでしょう。

芋ようかん

芋ようかん 舟和
「舟和」の「芋ようかん」は、さつまいも本来の味が楽しめる羊羹です。 着色料・保存料・香料は一切使わず、さつまいもと砂糖と少量の食塩で作り上げているから、素材が持つ素朴で自然な風味をそのまま味わえます。

買った状態で食べても美味しい芋ようかんですが、アレンジして食べるのも人気です。オーブントースターで焼くと「焼き芋味」に、フライパンにバターを引いて焼くとスイートポテト風の「洋風味」になるんだとか。シナモンやアイスクリームを添えて、さらにアレンジを加えれば一層美味しくいただけますね。5本詰めから販売されているので、1本目は生で、2本目からはアレンジして食べてみてください。

若煮たらこ

若煮たらこ
浅草のご飯のお供、お酒のおつまみといえば「佃煮」です。なかでも、1869年(明治2年)創業の「海老屋総本舗」の佃煮は、浅草を代表する一品。昔ながらの製法と秘伝のタレでじっくり丁寧に作られており、その美味しさは多くの人からも支持されています 。 店頭では、小エビやシジミ、あさりといった佃煮のほか 、塩分控えめで短時間に炊き上げられた若煮もあります。

人気は「若煮たらこ」 。コクのある風味はご飯のお供にしても、お酒のおつまみにしても相性バツグン。それぞれ日持ちするため、お気に入りはいくつも買って、晩酌の楽しみにしてください。

手ぬぐい

染の安坊
創業明治40年の「染の安坊」は 、7名のデザイナーが手掛けた手ぬぐいを取り揃えるお店 。鮮やかなカラーと現代的なデザインの手ぬぐいは見ているだけでも楽しく、訪れた人をわくわくさせます。生地は綿100%で、肌ざわりなめらか。洗うほど柔らかくなるのも魅力のひとつです。

手ぬぐいの柄は、植物・動物・スポーツなどさまざま。縁起物や季節ものの手ぬぐいなら、タペストリーとして壁に掛けて使うこともできます。店舗を訪れた際は、名入れやオリジナルデザインの手ぬぐいを作ることもできるから、内祝いや引き出物用として制作するのもいいですね。

芋きん

芋きん
浅草満願堂の名物「芋きん」を長く楽しめるよう作られたのが「うす皮芋きん」です。 手焼きの食感、味、風味はそのままに、30日日持ちするからお土産にはうってつけ。焼き芋を用いて作られた芋あんのホクホクとした食感とやさしい甘さがクセになり、浅草に来たら買わずにはいられなくなるでしょう。

レンジで少し温めなおすと、より一層美味しく食べられるんだとか。自分好みの美味しさを発見するのも、お土産の楽しみ方のひとつですね。芋好きの方ならぜひ一度、購入してみてください。

東京くみひも

東京くみひも
武士が存在する時代、武具や着物に使われていた組紐(くみひも)。その組紐の中でも、とくに渋好みの色合いで編まれているのが「東京くみひも」です。現在では職人が減り、見かける機会がめっきり減ってしまいましたが、浅草の「桐生堂」では、豊富な種類の東京くみひもに出合うことができます。

帯締めや羽織紐にはもちろん、組紐ブレスレットや眼鏡紐、マスク紐、髪どめ、スニーカーの紐など様々な用途の組紐が販売されているから、普段着物を着ない方でもお気に入りの組紐が見つけられますよ。渋めのカラーがとってもおしゃれで素敵なので、コーディネートのワンポイントに購入してみてください。

浅草のお土産はどこで買うべき?

最後に、浅草土産が購入できる場所を2か所お伝えしていきます。

1か所目は「仲見世商店街」です。浅草のお土産は生ものが多いため、店舗に直接訪問するスタイルでお土産を購入していきます。わざわざ買いに行っていたら時間が無くなってしまうのでは?と心配に思うかもしれませんが、そこはご安心ください。ほとんどのお店が浅草寺・仲見世商店街周辺に集まっているから、次々にお土産を購入していけますよ。ついでに食べ歩きも楽しめば一石二鳥です♩

2か所目は「松屋 浅草」です。こちらでは、今回ご紹介した雷おこしや佃煮のほか、ご紹介しきれなかったあんみつやくず餅、お団子、最中などが購入できます。旅の仕上げに寄っていき、気になるものがないかチェックしてみてください。

まとめ

日本を代表する観光スポット・浅草には、老舗がつくる和菓子やお惣菜、若手がつくるセンスの光る洋菓子などさまざまな品揃えがあります。なかでも今回ご紹介したお土産なら、誰にあげても喜ぶこと間違いなし!改めて、あなたのセンスが見直されることでしょう♪

実店舗で購入する分、その場で食べて味を判断できるのも浅草土産の魅力のひとつです。まずは自分のお気に入り探しを楽しみ、とびっきり気に入ったものをお土産にしてあげてくださいね。

ライターProfile
znznzunko
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国内旅行と猫がだいすき!フリーライターのずんこです。旅行のモットーは、その土地でしかできない体験をし、グルメを味わうこと。ただいま30都道府県を訪れており、今後は全国制覇を目指しています!猫に関するブログやSNSの発信もしていますので、よかったら覗いてみてください♪

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