福岡土産の中で安心定番の商品として定着している商品は数ある中で、甘い系じゃないお土産ではこれ!と言われているお菓子があります。
それが、味のめんたい福太郎の【めんべい】です。
味のめんたい福太郎の【めんべい】
めんべいは、福岡土産の大人気商品で、駅や空港、そして高速道路のサービスエリアでも大きなスペースで売られている人気商品です。
個人的な感覚ですが、めんべいのコーナーは他の商品よりも在庫が多く山積みで準備されているイメージがあります。それだけ売れる商品ということでしょうね。
他の商品と比べると・・・山積みのインパクトがスゴい!!
めんべいは、箱1つにしても軽く日持ちもする為に大量購入をいていく人が多いという特徴があります。
多くのお土産を購入しなくてはいけないが重い荷物は嫌だという場合などには、かなりおすすめ度の高い商品となります。
今では福岡土産の定番となっている”めんべい”を作っている会社は山口油屋福太郎という変わった名前の会社です。
この山口油屋福太郎は明治42年に初代山口源一により福岡市で食用油の製造業として創業しました。その当時の社名は【山口油屋】でした。その為、今でも油屋という屋号を使っているのです。
戦後には、卸問屋として業務用の食品の全般を取り扱うようになりました。その後、外食産業に関する資材を含めた総合食品問屋に発展してきました。
辛子明太子の販売は、1973年(昭和48年)から初めて1974年(昭和49年)からは福太郎という屋号で『味のめんたい福太郎』というブランドの明太子を販売開始しました。
【めんべい】を実食
めんべいのパッケージは”め”が目印
めんべいの開発秘話
今では福岡土産の定番となっているめんべいですが、巡分満帆な道のりではなかったそうです。
めんべいの開発に至ったきっかけは、【自慢の明太子を使って日持ちのするおいしいお菓子を作りたい】というものだったそうです。
ただ明太子の味がすればいいというものではなく、本当においしいと思える物。そして日持ちするものにこだわり試作は、幾度にも及んだそうです。
煎餅を作る常識として海産物などの旨味を出すためにはエキスやパウダーを使用します。しかし、めんべいの中に入っているのは明太子のフレーバーではありません。しっかりと明太子自体を練りこんで作っているのです。
めんべいはコスパ最強のお土産
私が今回購入したパッケージは2枚入り1袋が8袋入った箱になります。
こちらの価格が480円。安くないですか?
『あの人にも買っておこう』『家用にも買っておこう』と少し多めに購入したくなる価格帯です。
実際の中身がこのような形です。
今では、幅広い年齢層に愛されるめんべいですが販売当初はスーパーの魚売り場で販売されることもありました。販売販路もなにもない状態からスタートしたお菓子だったのです。
しかし、こだわり抜いて作った味です。口コミでどんどん広がり今では年間30億円を売り上げる人気商品となっています。
めんべいの賞味期限は製造から常温で180日ととても長くなっています。
おつまみとして、お茶請けとしても重宝されるめんべいですが、このサイズの煎餅が2枚1袋に入っています。味付けもしっかりとした味で、少しずつ食べてお茶が進むお酒が進む。そんな味です。
そして、めんべいは現状維持はしつつもいつも進化しているお菓子として常に注目を集めています。
味のバリエーションも魅力
今回購入したものはめんべいプレーン味ですが、そのほかにも辛さの違うものや味の違うものは販売されています。
レギュラー商品としては、マヨネーズ味・玉ねぎ味・カツオ味・辛口・明太バター味・焼きカレー味・九州しょうゆ味・とり皮風味になります。
また、【ご当地めんべい】として同じ福岡県内であってもさらに細分化してご当地感を出した市区町村コラボ味が販売されているものや九州の各地・高校や企業とのコラボなどを行っています。
生まれも育ちも福岡の私ですが、新しいコラボ商品やご当地シリーズを目にするとついつい『この味は食べたことなかった!』と買ってしまいます。
原材料・アレルギー
原材料は、でんぷん・イカ・タコ・たれ・植物油脂・明太子・唐辛子・てんさい糖・食塩・加工でんぷん・調味料(アミノ酸等)・甘味料(ソルビット)・乳化剤・ナイアシン(一部に小麦・イカ・大豆を含む)になります。
まとめ
今では年間30億円を売り上げる人気商品となっった、メーカーのこだわりが詰まった福岡のご当地せんべい”めんべい”
幅広い世代に好まれるお土産として、おつまみとして、お茶請けとしても重宝されるめんべい。旅行でのお土産はもちろんですが、お取り寄せもあるようなので是非お試しくださいね。