和菓子

お土産図鑑

八福餅【株式会社青葉】

神奈川県>寒川神社
「八方除の神様」で有名な寒川神社付近でしか販売していない八幅餅。寒川神社は2000年以上前に創建されたと言われており、全国から参拝者が訪れる名所です。八福餅の「八」は、八方除と、末広がりの2つの意味がこもっています。そしてもう一方の「福」は、招福、幸福の「福」にちなんで名付けられました。お正月にはなんと1万箱もの販売実績があります。開運をもたらすお餅として、寒川神社にお詣りに行く際はぜひ買っておきたいお土産です。
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はっさく大福【はっさく屋】

広島県>尾道・しまなみ海道
はっさく屋は因島にある大福屋さん。店内からは因島大橋を眺めながら地元のフルーツを使った大福を楽しむことができます。中でも因島発祥の八朔を使用したはっさく大福はメディアでも話題の人気商品。八朔と白餡をみかん餅で包んだ酸味と甘みが絶妙の大福です。期間限定の商品で10月~翌年8月中旬までしか味わえないのでご注意ください。お取り寄せもできるので、ぜひ、味わってみてください。
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元祖はっさく大福【もち菓子のかしはら】

広島県>広島 全域
はっさくが収穫される10月から8月の期間限定で販売されるご当地大福。広島駅でも販売されていますが、数量限定で、日によっては完売してしまう人気ぶり。甘酸っぱい八朔の果実と甘い白餡、みかんが入ったみかん餅が絶妙な大福です。 広島県尾道市の因島は八朔の産地として有名で、そこで育まれた八朔を厳選して使用されています。著名人にもファンが多く、メディアでも話題の広島を代表する和スイーツです。冷蔵販売・保管商品なのでお土産として購入される際は持ち帰り時間・方法にご注意ください。
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やまがたゆべし【 株式会社杵屋本店】

山形県>山形 全域
北国山形で独自の味わいを持った「やまがたゆべし」のご紹介です。柚餅子(ゆべし)はもともとゆずの実をくりぬいて味噌などを詰めた保存食で、全国の様々な地域で作られています。山形では、暖かい地域で育つ柚子を食べる習慣がなかったため、クルミやゴマの味わいと、山形の味噌や醤油を使った味付けの柚餅子が作られるようになったのです。お餅のしっとり食感が癖になり、ついつい2つ目を食べてしまいますよ。初めて食べた人もどこか懐かしさを感じる味で、お茶のお供にぴったりです。ぜひご賞味ください。
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乃し梅【乃し梅本舗 佐藤屋】

山形県>山形 全域
元祖山形の伝統菓子「乃し梅」をご紹介します。完熟梅を使用して、砂糖、水飴、寒天というシンプルな材料で作られています。県内にあるいくつかの和菓子店で乃し梅が製造されていますが、私は8代続く和菓子の老舗「乃し梅本舗 佐藤屋」の乃し梅が特にお気に入りです。こちらの乃し梅の特徴は何といっても梅が濃いこと。爽やかな酸味と甘みが口いっぱいに広がります。透き通った見た目は涼し気で、夏には少し冷やしていただいてみてください。一度食べたら忘れられない癖になる味です。
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銘菓チャット【下野菓子処うさぎや】

栃木県>宇都宮
創業大正4年の和菓子屋「うさぎや」の看板商品は、卵とバターからできた素朴なお菓子の「チャット」。英語の「chat=おしゃべり」にちなんで、外箱にはおしゃべりしている小鳥たちが描かれています。詩人書家の相田みつをさんがネーミングとデザインを手掛けたそう。バターを練り込んだ上品な白あんをほんのり甘くて、香ばしい皮で包んだこのお菓子は、どこか懐かしさを感じます。「心のとけあった方たちと気兼ねなくおしゃべりしながら美味しく食べて欲しい」といううさぎやさんの想いが込められている「チャット」。親しいひとへのお土産にいかがでしょうか。
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黄ぶなっこ最中【黄ぶなっこ最中&ギャラリー たまき】

栃木県>宇都宮
宇都宮の郷土玩具に「黄鮒」というものがあります。むかし天然痘が流行った際、市中心部の田川で釣りあげた黄色いフナを病人に与えたところ、不思議にも天然痘が治っただけでなく、食べたひとは病気にかからなかった、という言い伝えに基づいた、無病息災の縁起物です。そんな黄鮒の形をした見た目にも可愛い縁起物の最中です。最中の皮には宮城県産の上質なもち米、餡は北海道産のエリモ小豆、自然結晶の甜菜から抽出した氷砂糖や水あめ、徳島県産の高級な和三盆、寒天などを使用。一口食べれば自然な甘さに癒されます。かわいいフォルムもさることながら、包装紙や木版画シールも、見て楽しめる要素がたくさん。温かな気持ちになれる「黄ぶなっこ最中」は、贈りものとしても喜ばれそうな逸品です。
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支倉焼【ふじや千舟】

宮城県>仙台
仙台藩の慶長遣欧使節副使、支倉常長にちなんで名づけられた仙台銘菓「支倉焼(はせくらやき)」。フレッシュバターと卵、ざらめを練り上げた生地の中に、クルミの入った白あんを包んだものを「支倉焼」の文字が彫られた木型に入れ、一つひとつ手作業で焼き上げられた洋風和菓子です。美味しいとの評判が広がってからは、品切れになることもあったほど。それ以降はお客様に迷惑がかからないよう、商品を支倉焼だけに絞ることにしました。それから50年以上たった今も、変わらぬ美味しさで地元に愛され続けています。お茶にもコーヒーにも合う、懐かしい味がたまりません。
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発酵さしすせそ羊羹【五穀屋】

静岡県>静岡・清水
五穀屋の発酵さしすせそ羊羹です。まん丸のかわいらしい羊羹の詰め合わせです。発酵さしすせそ羊羹の名前の通り、「発酵のさしすせそ」と呼ばれる、酒・塩糀・酢・醤油・味噌を素材として使用して作られている和菓子です。実はこちらの商品、うなぎパイの春華堂が独自和菓子ブランドとして販売しているもので、うなぎパイファクトリー内の専門店で購入することが可能です。また、通販サイトでも購入可能で、夏季限定商品や内容量の違う商品も掲載されています。写真を見ているとついつい見入ってしまう美しさです。
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黒大奴(くろやっこ)【清水屋】

静岡県>静岡 全域
静岡県中部、大井川に面した島田市の老舗お菓子屋さん清水屋の「黒大奴(くろやっこ)」です。静岡育ちの筆者は、黒大奴に勝るお茶菓子に出会ったことがありません。日本三大奇祭に数えられる島田の大祭りの要の一つ「大奴(おおやっこ)」にちなんだお菓子です。なめらかなこしあんを、とろけるような繊細な羊羹で包み込んだ一品。こしあんに羊羹という、通常であれば胸焼けしてしまいそうな組み合わせも、黒大奴では何個でもぺろりと平らげてしまいます。冷凍庫に保管しておくと急な来客の際にも、すぐにお茶請けとして出すことができます。糖度が高いため、冷凍庫でも完全には凍結せず、常温ですぐに溶けてひんやりスイーツとして、楽しめます。ぜひいかがでしょうか。
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