【実食レポ】福岡土産人気№1!魅惑のしっとり感『博多通りもん』

博多通りもん

福岡のお土産人気№1!!外せない銘菓中の銘菓

福岡のお土産と言って一番に思い浮かべる商品は『博多通りもん』です。これは福岡県民の私の目から見ても間違いない、福岡の不動の人気№1、KING of 福岡土産です。

そして、お土産としてではなく自分のためにも購入してしまう商品でもあるのが『博多通りもん』の実力だと思っています。今回はそんな『博多通りもん』の魅力を実際に味わいながらご紹介していきたいと思います。

”博多通りもん”を実食レポート

福岡の空港やパーキングなどに行くと一番目の引く場所に鎮座しているのが『博多通りもん』です。
博多通りもん

博多のお土産売場でこれだけの広いスペースでこれだけの高さが積み上げられている商品は、『博多通りもん』以外にはありません。それだけ、人気の商品で売り切れが予測される商品だということです。

今回私が購入に出向いた場所は北九州空港ですが、『博多通りもん』は福岡県内のありとあらゆるお土産屋さん、駅・高速道路パーキングで購入可能で、期間限定ではありますが、県内外のデパートや百貨店での購入が可能です。

また、最近では福岡県内のコンビニにもお盆・正月には小さなパックが置かれている店舗も見かけるようになりました。
博多通りもん

『博多通りもん』の細やかな心遣い!と感じるポイントが豊富な価格帯(個数違い)の設定です。箱入りで税込で6個(730円)・8個(980円)・12個(1480円)・16個(1960円)となります。

個人へのお土産でも会社単位でのお土産でもとても選びやすくなっています。

※この他にも店舗によっては、5個入りのビニールパッケージタイプ・箱入りの24個・32個・40個と木箱入りの40個という取り揃えもあるようです。

私は、友人や親せきのために購入する際には8個入り・12個入りあたりを購入することが多く自宅用には6個入りを購入します。

博多通りもんは意外に若い!発売開始は1993年、平成に入ってからでした

古くからある福岡の定番土産のイメージが強い「博多通りもん」ですが、実は発売開始は1993年と、平成に入ってからのことでした。
博多通りもん

手掛けているのは明月堂というお菓子メーカーで、昭和4年に福岡市天神・今泉にて創業されました。その当時はセル巻き煎餅が人気のお菓子屋さんでした。その後、戦後の影響で思うようなお菓子作りができずに、その当時は、金物店として営業をしていた時代も乗り越えてきました。

昭和15年ごろから、和菓子や饅頭カステラなどを販売するようになったそうです。1985年頃からは博多西洋和菓子というコンセプトで様々な商品を展開していきましたが、なかなかヒット商品にはつながりませんでした。

以前に、明月堂には、看板商品だった「博多じまん」というお饅頭があったそうで、その味を知る昔をからのお客様から「なぜ饅頭がないんだ。なぜあのおいしかった饅頭をつくらないんだ」というお声をいただくようになり、その声に応えるべく、長年の試行錯誤を繰り返して生まれたのが「博多通りもん」だったのです。

40年以上福岡に住んでいる私ですが、このような苦悩の時代を過ごしてきた歴史を明月堂が歩んできたとは知る由もなく、「明月堂=博多通りもんの会社」として育ってていました。私だけでなく、多くの福岡県民にとって『博多通りもん』は和菓子でも洋菓子でもない何にも属さない『博多通りもん』という特別なお菓子という位置づけになっていたのです。

他にはないしっとりお饅頭

見た目はお饅頭のフォルムそのものです。しかし、食べてみれば納得『博多西洋和菓子』のネーミングがぴったり。確かに和菓子だけど和菓子ではないのです(もちろん!よい意味で!)。

博多通りもん

では実際に食べてみて『博多通りもん』の美味しさをお伝えしたいと思います。

『博多通りもん』はまずは一口目にはミルクの甘味とコクが口いっぱいに広がります。この一口目で『はぁ~おいしい!』と思わず声が漏れるほど。そこへ更にバターと白あんの美味しさが全速力で追いかけてきます。私の和菓子欲と洋菓子欲の両方を沈めてくれる心の栄養とも言えるスイーツです。

そして驚くのがお饅頭とは思えない、このしっとり食感。このしっとり食感は奇跡的にも発見できたものだったそうです。

明月堂の博多通りもん誕生秘話によると、職人たちが諦めることなく最高の饅頭づくりに励む中で、ある日、たくさんある試作品のなかから、たったひとつだけ、それまでの時間がたつと皮と餡が分離してしまう饅頭とは異なり、時間がたつにつれ皮と餡が馴染んでしっとりとする不思議なお饅頭を見つけたのです。それは、素材や分量、焼き加減や気温など、様々な条件が偶然重なってできたもので、まさに奇跡の産物だったそうです。

県外の人に贈っても、県内の人に贈っても本当に喜ばれるお菓子で年齢層も小さな子供さんからお年寄りまでみんなに喜ばれる福岡自慢のお土産品は、職人たちの諦めない職人魂と季節が生み出した銘菓だったのです。
博多通りもん

原材料やアレルギーは?

最後に原材料のお話を。

原材料は白生餡(インゲン豆)・砂糖・小麦粉・バター・マルチトース・卵・水飴・加糖練乳・脱脂粉乳・生クリーム・はちみつ・トレハロース・膨張剤・香料(一部に乳成分・小麦・卵を含む)

(アレルギー情報)卵・乳・小麦

となります。

博多通りもん

 

『博多通りもん』は海外でも人気のお菓子で、モンドセレクションでは21年連続金賞受賞しています。

パリのバレリーナがハードな練習の後に、楽しみにしているお菓子といわれているそうで、理由は「なるほど”」の内容成分です。疲れた体にコクのある甘さで心が満たされるのと同時にタンパク質と食物繊維がしっかりと摂取できる運動後にぴったりのお菓子です。

こだわりぬいて作ったお菓子だからこそ、福岡でも全国でも全世界でも愛されるお菓子になっているのだと思います。

お土産図鑑”博多通りもん”

博多通りもん

博多通りもん
福岡の不動の人気№1、KING of 福岡土産である「博多通りもん」。福岡県内のありとあらゆるお土産屋さん、駅・高速道路パーキングで購入可能で、期間限定ではありますが、県内外のデパートや百貨店での購入が可能です。また、最近では福岡県内のコンビニにもお盆・正月には小さなパックが置かれている店舗も見かけるようになりました。

明月堂は昭和4年創業で、1985年頃からは博多西洋和菓子というコンセプトで様々な商品を展開していきましたが、なかなかヒット商品にはつながらず苦戦していました。

そんな中で以前に、明月堂には、看板商品だった「博多じまん」というお饅頭があったそうで、その味を知る昔をからのお客様から「なぜ饅頭がないんだ。なぜあのおいしかった饅頭をつくらないんだ」というお声をいただくようになり、その声に応えるべく、長年の試行錯誤を繰り返して生まれたのが「博多通りもん」だったそうです。

一口食べれば、口いっぱいに広がるミルクの甘味とコク、そして饅頭とは思えないしっとり食感に驚くことでしょう。

 

オンライン販売もされているので、まだ食べたことない人は、ぜひ一度お取り寄せでもよいので食べてみてくださいね。一度食べてみれば、これはもうお取り寄せスイーツの定番になること間違いなしです。

そして、もちろん福岡にお越しの際にはお土産としても購入してみてくださいね。その際には、ご自分の為のスイーツとして『自宅用』の購入をくれぐれもお忘れなく!

 

ライターProfile
おみナビ編集部
おみナビ編集部

”旅行のお土産選びをもっと楽しく”をコンセプトに全国の旅行土産を紹介するオンラインメディア「おみナビ」の編集部です。日々、全国のお土産の魅力を発信していきます。

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